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2023年5月25日

2023年5月25日 創世記 8章

 洪水が始まって満一年と10日の間、神は、ノアとともにおられた。ノアの従順さは、神がともにおられるということを確信していたのであろう。だから、大洪水がおこっても箱舟の中にじっとして、主を信じて、主が、16節で、「あなたは、妻と、息子たちと、息子たちの妻たちとともに箱舟から出なさい。」といわれるまで待つことができたのである。

 大雨がおさまって、地が乾いていく様子が烏や鳩を使って記されている。16節で主の声に従って、ノア達は箱舟から出て外に出た。そして、すべての獣、すべての這うもの、すべての鳥、すべて地の上を動くものも、種類ごとに箱舟から出てきた。一年あまりの窮屈な箱舟から出てきて地上の空気に触れた気持ちはなんとも言えない爽快な気持ちだったと思う。映画でみた光景がリアルに迫ってくる思いである。

 箱舟から出てきたノアがやったことは、「主のために祭壇を築き、すべてのきよい家畜から、また、すべてのきよい鳥からいくつかを取って、祭壇の上で全焼のささげ物を献げた。」20節(抜粋)だった。これは、ノアが洪水から救われた彼自身を神にお献げすることの表明だと言われている。

 神は、ノアの信仰をご覧になられて、21節のことを決断をされるのである。

「わたしは、決して再び人のゆえに、大地にのろいをもたらしはしない。人の心が思い図ることは、幼いときから悪であるからだ。わたしは、再び、わたしがしたように、生き物すべてを打ち滅ぼすことは決してしない。」 さらに、神は、種まきと刈り入れ、季節の変化を保たれることを約束されたのである。これは、すべて、神のあわれみのゆえであるのです。

 愛する天の父よ。御名をほめたたえます。あなたのあわれみは、私たちに御子イエスさまを遣わされてくださったことです。どうぞそのことを忘れずに日々歩むことができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン

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