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4月14日

2024年4月14日 士師記18章

 18章は、イスラエルには王がいなかったために民はそれぞれが神のみこころから外れたことを平気で行っていた。17章ではミカを通してみてきたが、今回はダン部族の堕落を通しての混乱が語られている。

 ダン部族は、自分達が住む相続地を求めるために部族全体の中から五人の者を選び、新しい土地を偵察し調査するために派遣した。そこでおこる人々の混乱状態が赤裸々に述べられている。

 ミカの家に行った時に自分たちの旅が成功するかどうかを大祭司を無視して、レビ人に尋ねたり、ミカが造った偶像に心がひかれたり、祭司も地位や名誉に心がひかれ、主人ミカを裏切り、そしてそこにあった偶像を盗んだりしたのである。また、ミカは近所の家の者たちを集めてダン部族を追って彼らに呼びかけるが、多勢に無勢で引き下がるしかなかったのである。これはミカの罪に対する神のさばきだと言われているそうです。

            

 このような混乱は、イスラエルに王がいなかったために起こったのである。かれらは、まことの神の御言葉に聞き従わなかった結果、異教の神々を礼拝していったのであります。感謝なことに私たちクリスチャンには、真の王、イエスさまがおられる。日々、イエスさまの御言葉に聞き従っていかなければ、私たちも大混乱の中に陥る危険は十分にあります。  

 ダン族がライシュの民を襲うときの28節のみことばに注目させられた。「だれも救い出すものはいなかった。その町はシドンから遠く離れていて、そのうえ、だれとも交渉がなかったからである。」28節(抜粋)を読んでいる時に、人は、他者との交わりが大切であることが示された思いである。交わりをすることによって相手を知り、助け合っていけるということです。

 愛する天の父なる神さま。私たちも、神のみことばに聞き従わなかったら自分の思うように間違った道を歩くことになります。そのような間違った道を歩いていたらどうぞあなたの道へ歩ませてください。あなたの御言葉を聞き従っていくことができますように導いてください。感謝し、委ねて、主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

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