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5月2日

2024年5月2日 ルカの福音書11章

「この時代は悪い時代です。しるしを求めますが、しるしは与えられません。ただし、ヨナのしるしは別です。」29節(抜粋)

「ヨナがニネベの人々のために、しるしとなったように、人の子がこの時代のために、しるしとなるからです。」30節

 イエスさまは「しるし」を求めてはいけないことを述べられています。それは見返りを求めて、傲慢になるからです。私たちの「しるし」はすでにイエスさまが聖書の中でおこなわれた、人々の病いからの癒し、悪霊からの救い等々すべてで示されておられます。

 これらの御言葉は自分の信仰が問われるところであり、そして、もっとより深く神と関わるための大切なものであることが示されました。しかし、私たちが人生の苦難のなかにいる時には、つい「しるし」をみせてくださいと祈ることが多々にあります。そのような時にはどうすればいいのかが28節の御言葉でしめされました。

「幸いなのは、むしろ神のことばを聞いてそれをまもる人たちです。」28節

 さらにイエスさまは、32節で述べられています。

「二ネベの人々はヨナの説教で悔い改めたからです。しかし見なさい。ここにヨナにまさるものがあります。」32節(抜粋)

 イエスさまは、ヨナやソロモンよりもまさったものであり、ご自身こそ「しるし」であると述べられています。

 イエスを信じることが「しるし」であり、それは心に平安を持ち続けることができるのであります。願わくば、「しるし」を求めない、聖書の約束の御言葉だけを信じて歩む者になれますようにと思わされました。

 愛する天の父なる神さま。「しるし」を求めない信仰生活ができますように、そのためには常に聖書の御言葉を読み、聞き、守り、日々、悔い改めていくことができますように導いてください。苦難の時に本当のイエスの「しるし」を見ることができますように助けてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

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