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5日前

2024年7月11日 ヨハネの福音書2章

『カナの婚礼の最初のしるし』

 ヨハネの福音書には「しるし」が七つ記されていると言われている。カナの婚礼の奇跡が最初のしるしでした。「しるし」というのは証拠としての奇跡という意味だと言われている。これはキリストが神の子であるという証拠としての奇跡だったと言われているそうです。さらに「しるし」は、三つほどの意義があることを教えています。一つ目は、「しるし」は人間の力が尽きたときにしめされる。二つ目は、主のことばに従うときにおこる。三つ目は、素晴らしい結果を生じる。

 ぶどう酒がなくなった時にとった母マリアの行動がすごいと思った。イエスに「ぶどう酒がありません」と言ったのである。そこは、頼れる息子としていったのか、それともイエスが神の子であるのでかれならきっとなにかをしてくれると信じて言ったのか、の両方を考えさせられた。そして、それに対するイエスの答えが、「女の方、あなたはわたしと何の関係がありますか。わたしの時はまだ来ていません。」でした。自分のお母さんに向かってそのような言い方をするのかとびっくりさせられますが、マリヤはイエス様の言われたことが理解できたのでしょう。そして、マリアは給仕の者たちに、「あの方が言われることは、何でもしてください。」と言ったのである。

 給仕の者たちは言われたことに従って水がめを水でいっぱいにしたのである。そして、それを宴会の世話役のところに持って行くとすでにぶどう酒になっていたのである。しかもそれは良いぶどう酒だったのである。母であるマリヤと給仕の者たちの疑わないでイエス様が言われたとおりにしたことは、神の栄光があらわされたということであるのです。自分の思いで行動するのではなくて、まず主に聞き従っていくことである。

 この奇跡は、イエス様がもたらしてくださった十字架の血によって、私たちの罪は赦され、きよめられ、新しいいのち、永遠のいのちという、最上の喜びを与えてくださるということを示していると言われています。

 愛する天の父なる神さま。今日の御言葉を感謝します。イエス様の十字架の血潮によって、救われて、罪赦されて、永遠の命があたえられて、あなたのみことばを信頼して、心に平安、喜びが与えられていることを感謝します。このことをまだイエス様を知らない人々に証し人として用いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

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