- hccnichigo
- 14 分前
ヨブ記37章はエリフの最後の言葉である。
エリフは自然現象(雷、稲妻、大雨、雪、氷、冬の寒さ)を通して、ヨブに、神の偉大な人知では測り知れないことを語っている。つまり、この自然界で起こっていることはすべて神の御業によって、ご自分の思いのままに成し遂げられているということを述べているのです。神が我々の創造主であること。その創造主にたいして、高慢にならずにへりくだる心をもつように、そして、知恵ある者を決して神は見捨てられないと24節で言っています。
「だから、人々は神を恐れなければならない。神は心に知恵ある者を顧みられないだろうか。」―24節―
実にエリフのシャープな語り方であります。私たちにも問われることだと思います。この世界を創造されたすべてのものに対して、どれだけ心から歓喜して、感謝の気持ちで接しているかどうかを。
私は、洗礼を受けてしばらくしてから目に映るものすべてが鮮明に美しいと思いました。かつては、特に大輪に咲いた花々にだけ目が集中していました。だが、いつしかひっそりと咲いている野の花々がこんなにも可憐で神秘的に思えてなりませんでした。その時、神さまの奇しいみわざに触れさせてもらった気持ちで感謝でした。いそがしい日々をおくる私たちにとって14節の御言葉は大切なことではないでしょうか。
「ヨブよ、これに耳を傾けよ。神の奇しいみわざを、たち止まって考えよ。」
神の奇しいみわざを考える時は、私たちの心に平安が宿るのではないでしょうか。感謝が、希望が、癒しが、喜びが満ち溢れることになっていくのだと思います。教会のある姉妹が花々を活けている時の彼女を見ていると、彼女が花々を摘んでいる時にはきっと神の奇しいみわざに触れられているだろうなと思わされます。それと同時に、花瓶に生けられた花々がとても可憐で、それを見た自分にも神の奇しいみわざが伝わってくるようで大変心の癒しになり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
主の御名を心から感謝します。
私たちを創造してくださった主に心から感謝します。あなたが創造してくださった自然界の奇しいみわざにもっと触れていくことができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン