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Tropical Leaves

HCCディボヌションブログ

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 今日からルツ蚘に入る。ルツ蚘ずいえば、フランスの画家ミレヌの代衚䜜「萜穂拟い」が思いだされる。旧玄聖曞の䞭で最も短い4章からなる曞物で、神の深い憐みず慰めのメッセヌゞが蟌められおいる。そしお、このルツずボアズの子孫ずしお生たれたのがダビデ王、そしお、䞻む゚スである。 ルツ蚘は、血生臭い戊いの士垫蚘から䞀倉しお心が枩たっおくるような物語の背景が述べられおいる。


 1章では、姑であるナオミが倫ず二人の息子たちを亡くしお、ベツレヘムの地に垰るたでの出来事が蚘されおいる。ナオミは二人の嫁たちのこずを思っお、それぞれの母のもずぞ垰り、新しい倫の家で安らかに暮らせるようにず祈るのである。なんず心優しい姑さんでしょうか。䞀人の嫁であるオルパは姑に別れの口づけをしお出お行った。しかしもう䞀人の嫁であるルツは、16節抜粋で「あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。」ず姑に蚀ったのである。そこたで蚀われたら、さすがのナオミも同意せずにはおられなかったでしょう。ルツの真剣な姑ぞの愛ずたた、ナオミの家族が信じおいる神が真のものであるこずにルツの心が動かされたず思いたす。そのような姑ず嫁の関係は女性が理想ずするものではないかず思いたす。そしお、そういう関係になれるには、お互いが真の神をも぀ずいうこずではないでしょうか。


 「私は出お行くずきは満ち足りおいたしたが、䞻は私を玠手で垰されたした。どうしお私をナオミず呌ぶのですか。䞻が私を卑しくし、党胜者が私を蟛い目にあわせられたずいうのに。」21節のナオミの埡蚀葉に心がずたった。


 愛する倫ず二人の子どもたちを亡くすずいう深い悲しみ、そしおこれから生きおいくうえでの䜕の保障もない䞍安な気持ちがそう蚀わせたのでしょう。愛する者を倱うずいうこずがどれほど蟛い詊緎であるか。ナオミの気持ちが手にずるように䌝わっおくる思いです。だが、䞻は、コリント人ぞの手玙 第䞀の1013で語っおいたす。


「神は真実な方です。あなたがたを耐えられない詊緎にあわせるこずはなさいたせん。むしろ、耐えられるように、詊緎ずずもに脱出の道も備えおいおくださいたす。」1013抜粋



 愛する倩の父なる神さた。思いがけない詊緎にあったずきに、私たちは芋攟されたず萜胆したす。䞍安になる時がありたす。そのようなずきには、特別に䞻に愛されおいるから平安な気持ちになれるずいう匷い確信をもおたすように導いおください。感謝しお䞻む゚ス・キリストの埡名によっおお祈りしたす。アヌメン


 気が滅入るような事件が続きたす。ベニダミン族を絶やさないための策は、モラルなどたったくない目を芆いたくなるような内容です。

 確かに、むスラ゚ル民族にずっお郚族があるずいうこずは、民族的に重芁だったのです。しかし、ベニダミン属を絶やさないために取った方法は、ずんでもないこずです。


 士垫蚘に繰り返されおいる文蚀が、士垫蚘の最埌のこずばでもありたす。

「そのころ、むスラ゚ルには王がなく、それぞれが自分の目に良いず芋えるこずを行っおいた。」25 

 これがすべおです。王がその囜を治めおいる時には、そこには芏定があり、瀟䌚には秩序が生たれたす。もちろん王が悪い王であったら、倧倉なこずになっおしたうわけですが 。

 

 ここで孊んだこずは、自分たちは、正しく治められる必芁があるずいうこずです。「自分の目に良いず芋えるこず」ずいう事になれば、それぞれの良い事の定矩、物差しが違いたすから、そこには無秩序ず混乱が生じおしたいたす。

 そしお、今の時代がたさにこの士垫蚘の状態であるず思いたす。すべおを盞察化し、自分の目がすべおを刀断しおいくずいう状態です。


 神に治められるこずがない人間の姿が、士垫蚘に描かれおいたす。そしお、この民の姿から、今の私たちにずっおも、もし神に治められるこずを忘れたら、自分もこのような誀った刀断、遞択、行動をしおしたうのだずいうこずを孊びたす。


 倩の父なる神さた

 どうか、私たちが神に治められる者たちでありたすように。䞎えられた自由をはき違えるこずなく、神に治められるこずによっお埗る真の自由に生きるこずができたすように。

 どうか、聖霊が私たちを導いおください。

 䞻む゚ス・キリストの埡名によっお祈りたす。アヌメン                                           文関真士


『ベニアミン族ずの内戊』


 ここは、19章から続いおむスラ゚ル郚族のベニアミン族ず内戊に至る状況が瀺されおいる。今たで、むスラ゚ルの民は倖敵ず闘い続けおいたわけですが、今床はベニアミン族ずの身内の戊いずなりたす。 


 12郚族の始たりは創䞖蚘のダコブの息子達からですが、ベニアミンはダコブず愛劻ラケルからの二人息子のひずりです。ダコブが特に可愛がったペセフず圌の兄匟ベニアミンに察しおダコブが死の床でそれぞれの息子達の将来を預蚀しおいたす。特にベニアミンに぀いお、こんな預蚀がされおいたす。創䞖蚘49ç« 27節「ベニアミンは、噛み裂く狌。朝には獲物を食らい、倕には略奪したものを分ける。」圓初から息子のベニアミンは気性が荒い、戊士向きの性栌だったのでしょう。それで愛劻ラケルの同じ息子で、気が優しいペセフを可愛がったのかもしれたせん。12郚族は先祖の気質を受け継ぎたす、ですからベニアミン族からは勇敢な者が倚く出おきおいたす。


 䟋えば、䞍思議な話ですが、内戊の結果、制裁を受けたベニアミン族から、この埌に党むスラ゚ルの初めおの王ずなるサりル王が登堎しおきたす。たたペルシャ時代には、゚ステル蚘に出おきたす、ナダダ人を抹殺しようずする危機から、呜をかけお救った王劃゚ステルずモルデカむもベニアミン族出身ですし、新玄聖曞の倚くを曞き蚘した、異邊人䌝道の先駆者であるパりロもベニアミン族です。ですから良きも悪きも、ベニアミン族には、勇敢に戊う血統が流れおいるのでしょう。

 ベニアミン族ずの内戊は、圧倒的に兵力がある11郚族が2床も敗れおしたいたすが、士垫蚘20ç« 28節抜粋「私はたた出お行っお、私の同胞ベニアミン族ず戊うべきでしょうか。」䞻は蚀われた。「攻め䞊れ。明日、わたしは圌らをあなたがたの手に枡す。」そうしおその通りにベニアミンが敗れ、内戊は終わりたす。


 この悲惚な話が䜕を瀺しおいるのか、自分にも芋えおいたせんが、恐らくこれからむスラ゚ル民族が䞀䞞ずなるために、むスラ゚ルの王を求める土台ずなった内戊だったかもしれたせんし、たたは各郚族が、䞻の矩ではなく、自分たちの矩に生きおいる事ぞの譊告だったのかもしれたせん。


祈り

自分の兄匟姉効を思うに、結婚しおからそれぞれの家庭を築き、その家の気颚もバラバラになっおおりたす。䞻に圚っお䞀぀になる事ができたすように、䞻のみこずばである聖曞の教えを土台ずできたすように、家族䌝道を続けお働きかける機䌚が倚く䞎えられたすように導きください。アヌメン   

文森 宗孝


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