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Tropical Leaves

HCCディボーションブログ

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『預言者を通して語られた主のことばの成就』


 主は預言者エフーを通して、北王国初代の王ヤロブアムのように主の目に悪を行うパアシャの家も滅びることを1節から7節に語られています。そして、あとの、エラ、ジムリ。オムリ、アハブたちもエフーの予言のように悲惨な結果をまねくことになったのである。


 パアシャの子エラは王となりますが部下の謀反によって殺されてしまいます。


 ジムリはエラに変わって七日間王となったが自ら命を絶ちます。


 軍の長オムリが王になったが、彼も主の目に悪であることを行い、彼以前のだれよりも悪いことをした。25節


 だが、アハブは父オムリよりもさらに悪く、妻のイゼベルのもってきたバアルの偶像のために宮と祭壇を築いたり、さらにアシェラ像も拝み主の怒りを起こしたのである。


 この五人の王たちをとおして語られたことは、主は悪を嫌われるおかたで、決して見逃さないで正しく裁かれるおかたであるということです。もし、私たちもイエスさまの十字架の愛を知らなかったら平気で悪をおこない、隠し通していたことだと思います。イエスさまの十字架のあがないによって救われ、罪から解放され、永遠のいのちがあたえられたのである。主をおそれ、悪いことをしたら、常に主のまえに出て悔い改めることができるような信仰生活に導いてもらえることを目標にしていくことではないでしょうか。


「そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、わたしのところに、空しく帰って来ることはない。それは、わたしが望むことを成し遂げ、わたしが言い送ったことを成功させる。」ーイザヤ書55:11ー


 その解説は、主が語られた御言葉は必ず成就するということです。


 愛する天の父なる神さま。あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日の御言葉を感謝します。あなたの語られた御言葉は必ず成就するということを心の糧として歩むことができますように導いてください。感謝してイエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


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 14章において、北イスラエル王国初代の王ヤロブアムと南ユダ王国初代の王レハブアムの治世が終わります。15章からは、歴代の王様列伝が始まります。

 列王記は、北王国と南王国のそれぞれの王様が入り混じって描かれ、しかも同じ名前があったりするのでややこしくなりますが、整理して読むと戦国物語としても読み応えがあります。

 

 特に15章の最後の節「彼は主の目の前に悪であることを行い、ヤロブアムの道に歩み、ヤロブアムがイスラエルに犯させた罪の道に歩んだ」(34)というフレーズが、北イスラエルの王たちに繰り返しつきまといます。北王国が滅んだのは、まさにヤロブアムの罪のゆえなのです。

 ヤロブアムの罪とは、祭司をレビ人以外から任命した、祭りの日を変えた、そしてべテルとダンの二か所をエルサレムの神殿に代わる礼拝所として金の子牛を拝ませたことです。

 ヤロブアムは10部族をまとめるくらいの手腕がありました。南ユダに対抗するために考え出した3つの宗教施策は、民がエルサレムへの長く危険な巡礼の旅をしなくても済むように、身近な所に2か所も礼拝所を設けたことで、民に喜ばれたのかもしれません。しかしこの策は、律法に反することで、しかも金の子牛を拝むことは、偶像礼拝の罪です。ですから”ヤロブアムの罪”と呼ばれるのです。

 

 特筆すべきことは、バアルの偶像を一掃して北王国に大リバイバルをもたらしたエフーでさえ、このヤロブアムの罪を犯し続けたのです。なぜ? 

 それは、金の子牛の名前が「あなたをエジプトから連れ上った、あなたの神々」(12:28)、つまりヤーウェなる神の名を付けたからです。

 これがバアルとかアシュタロテとか、偶像の名前だったら分かるのですが、真の神の名前が付けられたことで、それを偶像礼拝と認識できなかったのでしょう。

 

 私たちは、聖霊の宮である教会を形成しています。その教会はイエスが建てようとしている教会でなければなりません。しかし、教会成長、神の栄光と言いながら、実は中身は金の子牛だということが無いわけではありません。聖なることばでカモフラージュしていますが、実態は金の子牛ということがあってはなりません。

 金の子牛とは、私たちの心の奥底にある「恐れ」から生じる自己顕示欲であったり、承認欲求であったり、劣等感だったります。

 私たちの心の奥底にある動機まで清めていただきたいと心から願います。


 天の父なる神さま

 北王国を滅亡に追いやったヤロブアムの罪、それは今も教会の中に入り込んできます。私たちは、自らの心の動機が探られます。どうか私たちの心を清めてください。カモフラージュした信仰ではなく、いつでもありのままの自分で主の御前にいることができますように。心の道筋をお守りください。

 主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン

                               文:関真士


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『北王国イスラエルのヤロブアム王』


 ソロモン王の下で働いていた官僚ヤロブアム(BC926~907)はイスラエル民族10部族が望んだ為、分裂した北王国イスラエルの王となった。その後北王国イスラエルには合計18名の王が出てくるが、全て神の目には、偶像礼拝する悪い王たちであった。


 一方南王国ユダ(2部族、ユダ族とべニアミン族の王国)のソロモンの子レハブアム王が初代王で、こちらユダ王国には主の目に叶う善王もいたが、悪王も混ざる王国であった事が記されています。


 この14章では、北王国の初代王ヤロブアムの子が病気になり、自分が王となると神託を告げてくれた、預言者アヒヤに子供の将来を見てくれるようにと妻に頼む話です。しかし主は預言者アヒアを通じて、ヤロブアムが偶像礼拝に走って、主の目に悪い事を犯したので主に捨てられることになると伝えられています。そこで疑問に感じるのは、全能の神によって選ばれたにもかかわらず、その期待に応えられないのであれば、全てをご存知の神の間違いであったのではないか。という疑いが湧きませんか。この旧約聖書から新約に至るまで、底辺に流れている人間に対する教えは、「あなた方には自由意志が与えられている」主に従うか、逆らうかも私達次第なのだという教えではないでしょうか。ソロモン王の下で有能な部下であったヤロブアムも、自分が王となって君臨する時には、権力の魅惑に勝てなかったのでしょう。主から選ばれた事を忘れて、自分の力に頼ってしまいました。


 私達も、全てが思い通りに進んでいる時の方が、苦難にあって主の助けを求めている時とは異なって、自我が強くなって、主によっての祝福である事を忘れがちになってしまう傾向があるのではないかと、自分自身に「わたしが主である」という事実を忘れないようにと思わされる章でした。


 14章には北王国のことと同時に、南王国ユダの初代王レハブアムの事も書かれています。南王国の住民も、北王国に劣らず主の目に悪であることを行っていたとありますので、道徳の廃れ、性の乱れがありました。どうでしょう私たちの住んでいるこの時代の道徳や性の乱れ、偶像礼拝の状況はどうだと思われますか。私たちが主から離れてしまう、逆らっている状況を罪(ハマルティア・的外れ)と呼ぶのですね。


祈り

主よ。どうか主の望まれている方向に私たちが進むことができますように、主を信じる仲間と一緒に祈り、交わり、学ぶことによって主の思いを心に刻む事ができますように、弱い私たちを導いて下さい。 アーメン

文: 森 宗孝


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