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Tropical Leaves

HCCディボーションブログ

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「神は、ソロモンに非常に豊かな知恵と英知と、海辺の砂浜のように広い心を与えられた。」29節

 

 この章では、29節の御言葉にあるように、ソロモンが神さまから与えられた知恵をどのように使ってイスラエルを治めたのか書かれています。


ソロモン王

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司祭(アザルヤ) 書記(エリホレフ) 史菅(ヨシャファテ) 軍司長(ベナヤ)

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財務長官(アザルヤ)王の友(ザブデ) 宮廷長官(アヒシャル)役務長官(アドニラム)

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イスラエル全土の守護(12名)

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1. フル【エフライムの山地】

2. デケル【マカツ、シャアビム、ベテ・シメシュ】

3. ヘセデ【アルボテ、ソコ、ヘフェル】

4. アビナダブ【ドルの全高知】

5. バアナ(アヒルデの子)【タナク、メギド、ベテ・シェアン】

6. ゲベル 【ギレアデのラモテ】

7. アヒナダブ 【マナハイム】

8. アヒマアツ 【ナフタリ】

9. バアナ(フシャイの子)【アシェルとベアロテ】

10. ヨシャファテ(パルアハの子)【イッサカル】

11. シムイ(エラの子) 【ベニヤミン】

12. ゲベル(ウリの子) 【ギレアデの地】


 ソロモン王の統治下でさまざまな役職があり、そしてイスラエルを12の地域に分け、それぞれに守護をおきました。そうすることで食料や税の徴収を効率よくおこなえ、王国全体の繁栄につながったことになりました。25節には「ユダとイスラエルは、ソロモンの治世中、ダンからベエル・シェバに至るまでのどこでも、それぞれ自分のぶどうの木の下や、イチジクの木の下で安心して暮らした。」とあります。これはまさに王国の平和と豊かさをあらわしています。


 こうした多くの役職の中で、特に私の目を引いたのは「王の友」という役職でした。

 王の友と言っても、単なる友人関係でなく、ソロモン王の信頼をうけ、王に助言をしたり、王の決断や政策に影響を与えるような存在だったと思います。


 以前学びのクラスで、関先生がおっしゃった言葉を思い出しました。「イエス・キリストはあなたにとってどのような存在であり関係ですか?」という質問に対して、先生は「イエス・キリストが友のように語り合える存在になった」と答えられていました。

 この言葉を聞いたとき、私は驚きと共に新たな気づきを得ました。イエス・キリストとの関係がそのように深く、親しいものになり得るとは思ってもみませんでした。この「王の友」という役職を思い起こし、イエス・キリストがそのように大切な存在であることを感じました。今の私にとって、イエス・キリストはまだ「友」とは言えないかもしれませんが、私もいつか先生のように、イエス・キリストと友のように語り合える関係を持てたらと強く願っています。


 神さまがソロモンに王の友をお与えになったように、私たちにとっての王の友はイエス・キリストです。神さまは、私たちが困難や試練に直面したとき、イエス・キリストを通じて愛と導きを与えてくださいます。神さまの愛と導きは私たちの想像を超えたものであり、その深さと広さは計り知れません。


 日々の生活の中で、神さまの声に耳を傾け、祈りを通じて神さまの導きを求めていきたいと思います。



愛する天のお父さま

 今日もあなたの愛と導きに感謝します。ソロモン王に知恵と英知を与え、イスラエルを治める力を授けてくださったように、私たちにも日々の生活において必要な知恵と導きをお与えください。祈りを通じてあなたの声に従うことができますように。イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。


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『ソロモン王の英知』


 ダビデの息子ソロモン王は、当時最も重要な高き所であったキブオンへ行き、そこの祭壇の上で全焼の捧げものをします。(4節)


 ソロモンが眠っている間に、主が夢のうちに現れ、「あなたに何を与えようか。願え。」ときかれます。ソロモンは、主が父ダビデを大いに祝福されたことを語り、「あなたはこの大いなる恵みを父のために保ち、今日のように、その王座に着いている子を彼にお与えになりました。」と言って、自分のことに触れます(6節)。しかし、自分は小さな子どもで、数えることも調べることも出来ないほど大勢の民に囲まれ困惑しているので、「善悪を判断してあなたの民をさばくために、聞き分ける心をしもべに与えてください。さもなければ、だれに、この大勢のあなたの民をさばくことができるでしょうか。」と懇願します(9節)。


 これは主のみこころにかない、主は、「知恵と判断の心を与える。そのうえ、願わなかったもの、富と誉れもあなたに与える。そして、わたしの掟と命令を守ってわたしの道に歩むなら、あなたの日々を長くしよう。」と誓われました(12~14節抜粋)。


 その知恵と判断の心を主がソロモン王にお与えになったことが明らかになるようなエピソードが起こります。二人の遊女の赤子の話です。居を共にするこの二人の一人が、もう一人の女が、彼女の赤子の上に伏したため死んでしまいますが、このもう一人の女が、最初の女の生きた赤子とすり替えてしまった事情を話します。でも、もう一人の女は、生きている赤子が自分の赤子であることを言い張ります。


 そこで、ソロモン王は、剣を持って来させ、「生きている子を二つに切り分け、半分をこちらに、もう半分をそちらに与えよ。」と命令されます(24節)。そうすると、生きている子の母親は、自分の子を哀れに思い、王に、「わが君、お願いです。どうか、その生きている子をあの女にお与え下さい。決してその子を殺さないでください。」と歎願、かたや、もう一人の女は、「それを私のものにも、あなたのものにもしないで、断ち切ってください」と恐ろしいことを発します。そこで王は宣告を下されます。「生きている子を初めのほうの女に与えよ。決してその子を殺してはならない。彼女がその子の母親である。」(27節)と言われ、一件落着。 伏して子を殺してしまった女は、現代の子供の虐待を思い出させます。罪のない子供が命を落とす、ましてや殺されるということは何とも悍ましく、主の救いと慰めを求めます。


 全イスラエルは、王が下したさばきを聞いて、王を恐れた。神の知恵が彼のうちにあって、さばきをするのをみたからである(28節)。


主の祈り:ソロモン王が、知恵と判断の心を与えられたように、私たちも、色々な状況に出会った際に、主の知恵と判断の心が与えられますよう、主に祈り、委ね、主の御心を仰ぎます。主イエス・キリストの御名によって祈ります。 アーメン


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『ダビデの遺言とソロモンの行動』


 ダビデは、40年間王としての生涯の幕をおろした。ダビデはヘブロンで七年間、エルサレムで三十三年間イスラエルの王として仕えてきた。


 彼は死ぬ前にソロモンに、「強く、男らしくありない。」と、又、「主の掟と命令と定めとさとしを守って主の道に歩むこと」を命令した。その他にも、ダビデは3人の人物の取り扱いについて語っています。それはツェルヤの子ヨアブ、ギルアデ人バルジライ、そしてバフリム出身のベニヤミン人ゲラの子シムイである。その中の2人のヨアブとシムイは悪人で彼らを野放しにすれば、ソロモンによって継がれる王国が危険にさらされる恐れがあった。だが、ギルアデ人バルジライの子たちには恵みを施してやりなさいと述べています。なぜならダビデがアブサロムの前から逃げたとき、ダビデの近くに来て助けてくれたからです。


 ソロモンは、ダビデの遺言通りに危険人物であったヨアブとシムイを取り除いた。だが、ダビデの遺言になかったアドニヤの命も絶ったのである。このアドニヤは、ソロモンの義兄弟で、ソロモンが王になった後もソロモンの母バテ・シェバを通して、シュネム人の女アビシャグを自分の妻にしたいことをソロモンに頼むことを願ったのである。しかし、ソロモンはアドニヤの企みを警戒したのです。なぜなら、それは王権を脅かすことだったので、彼を殺したのである。これによってソロモンは平和を確立することができました。ソロモンという名前の意味は、「平和」です。ソロモンが王になることによって、これまで戦いが続いていたイスラエルに平和が確立されたのです。これはやがて来られる主イエス・キリストの型と言われているそうです。


 私たちは、どんな小さなことでも自分が人にしたこと、人から受けたことに対しては忠実でありたいものです。なぜなら、それは、良いことであるなしに関わらず、神は時がくればその報いを必ずなさるからです。人にたいして罪をおかしたら勇気をもって主の前にでて悔い改めて、同時にその人のために祝福と赦しの祈りをしていくことではないかということが示されました。



 愛する天の父なる神さま。今日の御言葉を心から感謝します。昔も今も権力争いはあります。どうぞ上に立つ者たちが、主に在って正しい判断力をもって決断することができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

 


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