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2020年11月14日ディボーション

テトスへの手紙 2章


●ディボーション大失敗


 広島県くらいの大きさのクレタという島は、ヨーロッパで最初の古代文明が栄えた歴史ある島だ。地形もユニークで、島は細長くて高い山が点在し、村々は分在して、異なる文化や風習が色濃く残っていたのだろう。

「クレタ人はいつも嘘つき、悪い獣、怠け者の大食漢。」(テトス1:12)

だから彼らを厳しく戒めて、その信仰を健全にしなければならない。と、パウロはテトスに忠告する。 なんか、先住民に対して上から目線だなあ。それともグノーシス主義への警戒?

 テトスへの手紙には、”健全“ということばが多い。2章1も、「しかし、あなたは健全な教えにふさわしいことを語りなさい」という“健全”から始まる。2章だけでも3回も出てくるほどだ。

 健全な教えってなに??? 実は、答えは昨日13日のディボーション“After”にある。

 いろんな偶然が重なって、ディボーションの順番が逆になってしまったおかげで、私は正解を先に知り、上から目線というパウロに対する偏見は早い段階で修正できた。

 そして思った。ディボーションって、章で区切るのではなく、自分がある程度納得できるところまで、読み進んでもいいんじゃないかな。

 さらにあらぬことも妄想してしまった。関先生もパウロみたいに、テトス似の牧人先生に、牧会のHow to 指南をしているのだろうか? 年配の男の人にはこう語るんだよ、若い人にはこうだよ。なめられんなよ、とか。

 あ~~~本日のディボーション失敗!! 肉の私が調子に乗ってツッコミを入れると、ディボーションは脱線してしまう。一期一会のみことばとの出会いを台無しにしてしまった。

 衝動的に反応するのではなく、鎮まって慎んで深呼吸して、心をニュートラルに神さまに向き合うのだ。

 明日は章を読み進むのではなく、2章にとどまってみことばを聴き直そう。


●祈り

 神さまごめんなさい。神さま発信ではなく、自分受信を優先したために、みことばの交わりを失敗しました。あわれんでお赦しください。

 明日の朝、もう一度聖書を開きます。どうか自我を明け渡し、まっさらになって、あなたのみことばが聴けますよう、小さな私を整えてください。

 イエスさまのお名前で感謝して祈ります。アーメン

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