列王記 第一 17章
アハブ王の時代、神の人エリヤを通して告げられた預言は、「飢饉の到来」だった。
主のことばに始まり、主のことばを聞き、主のことばに生きる神の人エリヤの歩みとは実におもしろい。
●エリヤにあった主のことば ①
「ケリテ川のほとりで身を隠せ。あなたはその川の水を飲むことになる。わたしは烏に、そこであなたを養うように命じた。」(3~4節)
→ 主のことば通りに従うエリヤは、何と本当に烏(からす)に養われる体験をする。
●エリヤにあった主のことば ②
「ツァレファテに行き、そこに住め。見よ。わたしはそこの一人のやもめに命じて、あなたを養うようにしている。」(9節)
→ 死を覚悟していたやもめに出会い、やもめと息子及び家族は、エリヤとともにそこで飢饉を生き延びる。
それも、イスラエルの神、主のことばの通りだった。(14~16節)
『主が地の上に雨を降らせる日まで、そのかめの粉は尽きず、その壺の油はなくならない。』
その後も神の人エリヤを取り巻いて、ドラマは続く…。兎にも角にも、エリヤを通して、この女性は確かに神の不思議な奇跡の数々を体験する。そして、最後にこう言った。
「今、私はあなたが神の人であり、あなたの口にある主のことばが真実であることを知りました。」
主のことばに始まり、主のことばを聞き、主のことばに生きる神の人エリヤを通して、その一端で彼を養い、ともに暮らした女性は、彼を通して主のことばの真実を体験したのだ。
主のことばは生きている。主のことばは人を養う。主のことばは現実になる。主のことばは真実を証明する。
神様、主のことばの不思議に聖名を畏れ、崇めます。きょう私も、主のことばに始まり、主のことばに聞き、主のことばを生きるエキサイティングな(実におもしろい)旅を歩めますように。アーメン。
Comments