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2021年3月30日 デボーション

2歴代誌14章


『神を信じていたユダ王国』


●前の章ではユダの王アビヤは、ユダ国を攻めて来たヤロブアム王が率いるイスラエルの兵士たち(兵士数ではユダを上回っていた)を打ち破って、歴史はアサ王の時代へと変わります。

 この章ではユダの国のアサ王に焦点が向けられています。2節から5節までは、アサ王はユダ王国が繁栄する様子よりも先に神に従い、悪しき行いの根源である偶像を取り除き、ユダの人々に神に従うことを教えた。それでユダ王国は繁栄し、人々は一致団結したのです。

 その繁栄の様子を見た敵国、クシュ人はユダ王国の約2倍の軍隊で襲って来ました。その中で書いてあることは、ユダとベニヤミン族の兵士たちは全て勇士であったということです。(8節) ここで言われようとしていることは数が問題ではなく、勇士がいるか?いないか?という事だと思いました。確かにアサ王のリーダーも大切です。この世の戦いというか生活の中に必要なのは一人びとりが、主の勇士であるかどうかという事です。

戦いの前にアサ王は神に叫び求めたのです。私たちは困った事が起きたから神に呼び求めたのではなく、それ以前に神に叫び、祈り求めたのです。

その結果、ユダの国は敵との戦いや日々の生活に打ち勝ち、神の前に祝福を得たのです。この章から学び取ることは、私たちの生活の中にも日々、神に呼び求める生活をしているかどうか問われているのではないでしょうか。


●お祈り

天のお父様、最近どんどんと弱くなっていくイスラエル王国、力を盛り返してきたユダ王国の様子を学びます。その結果は神を信じていたからとか、信仰が弱くなったとかいう問題ではないことに気付かせられます。イスラエルの国も神がいました。しかしそんな問題ではないのです。私たちが神である救い主、イエス様を求め続けられるかどうか? そのイエス様との関係を壊そうとする色々な誘惑である肉の欲、目の欲、生活の誇り、高慢を捨てられるようにしてください。私たちは決して禁欲主義ではありません。あなたとの永遠の愛を育んでいけるよう助けてください。あなたと共に歩きたいからです。 

イエス・キリストの御名によってお祈りします。 アーメン

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