2歴代誌28章
『神に敵対したアハズ王』
●前の章ではアハズの父ヨタム王は主の目にかなう事をした。それをアハズは身をもって体験している筈です。しかしこの章ではいきなり、ダビデ王との比較が載っている。ダビデ王と比較されては溜まったものではない。全ての王が失格になるのではないかと思ってしまいました。
彼はイスラエルの王たちと同じように生きた。その結果、アラムにも敗れ、イスラエルとの戦いにも敗れた。ユダの敵、エフライム族にも主は現れて、ユダの国を助けるようにお願いしました。けれどもアハズ王はアッスリヤに助けを求めたというのです。しかしそれは何の役にも立たなかったのです。
この章を見ると本当に人間の罪が見られるのです。天の神さまはアハズ王に自分のところに助けを求めるように災いがもたらされたというのです。そこでアハズ王は神さまに自分と神さまとの関係を伝えればよかったのですが、彼は神さまに助けを求めないで、違うものに助けを求めたのです。
私たちは決して、ダビデやイエスさまのようではありません。しかし、神の目にかなった王や人々は神に敵対することは決してしませんでした。ここでは神の選びよりも、もっと大切な事、人として天の神さまとどのように生きるのかと問われているように私は思うのです。どうかイエス様と生涯お付き合いをして欲しいと願うのです。
●お祈り
天のお父様、ユダ王アハズは神様がいることを知っているのに自分の力により頼んだのは悲しいことです。悲しい人生です。
私も一時的に苦しい時、負けているような人生、辛い中でも大胆にあなたに心を向けさせてください。もしアハズ王のような心の中に固いものが出来たとしても、私の中に住んでいてくださる聖霊様がそれを気付かせてください。
ぜひお願いします。あなたが私のような罪深いものに聖霊をくださって感謝します。あなたの思いが私の心の中に充満させて下さい。お願いします。
イエス・キリストの御名によってお祈りします。 アーメン
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