二歴代誌21章
『神を信じていたユダ王国』
●ユダの王ヨシャパテは彼の父、アサのように神さまに忠実に生きたので、ユダの国は平穏であった。それが前の章までの話です。
そしてユダの時代はヨシャパテから、その子ヨラムの時代へとバトンタッチされました。ヨラム王は祖父や父のように神を大切にして歩まず、神のないイスラエルのように歩み始めました。それは奥さん、アタルヤ(イスラエルの王、アハブの娘)の力が大きかったからです。(6節)
その結果、ヨラム王は兄弟を殺し、ユダの国にいたエドムの人たちやユダの国々の心が離れていったのです。やがてエドムの人々はユダの信仰を揺るがす国になるのです。(11節) ちなみにエドムの祖先はエサウで、イスラエルの祖先はイサクです。アブラハムが祝福された子孫がしっかりと二つの国民となって残るのです。
ヨラム王が8年間王であった時代、彼は財産を失い、不治の病にかかり死に至りました。ただ、神さまとダビデ王との契約だけがユダの国を守ったというのが21章です。あまりこの章は読みたくないところですが、こういう事があるというのが聖書です。
●お祈り
天のお父様、ユダ王ヨラムは神様から離れ、ドンドンと悪事を働いたという歴史を読みました。しかし他人事ではありません。もし、神さまを抜きにして妻を愛し、主人や友人を愛していると不幸になることを学びました。誰でも陥りそうな出来事です。どうか、神から離れたヨラム王のようではなく熱心に神を求めるものとさせてください。あなたの十字架の愛を忘れないようにさせてください。あなたが選んだように、神さまの好まれる道を選べる者となさせてください。
あなたへの信仰が、あなたとの関係がしっかりと見え、繋がり続ける事が出来るように助けてください。また、あなたが備えられた人との関係をしっかりと見極める力と判断する勇気を与えてください。あなたは死に至るまで忠実であり、復活されたことを感謝します。
イエス・キリストの御名によってお祈りします。 アーメン
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