歴代誌第二 24章
『神とその宮に対して・・・』
15~16節
ここには、祭司エホヤダが130歳という長寿を全うして亡くなられたことが書かれている。
祭司エホヤダという人…
彼は王国を刷新した人とも言えるだろう。過激なアタルヤ政権下に、ヨアシュの命を守り通し、神の宮で育てた祭司だ。
そして、ヨアシュを立派に育て上げ、それからもヨアシュ王の良き理解者、良き相談相手として、祭司の中でもかしらと呼ばれる祭司長に召し出され、生涯を歩んだ。そのエホヤダが130歳でこの世を去った記録が24章に残されている。
16節には、「彼はダビデの町に王たちとともに葬られた。」とある。異例にも、あのダビデの町に王たちとともに数えられる偉大な一人として、このエホヤダは葬られたのだ。
その理由とは、「彼がイスラエルにおいて、神とその宮に対して良いことを行なったからである。」このように一文にまとめられたことばに心が留まる。
彼は、「神とその宮に対して『良いこと』を行なった」のである。神様に対して、そして彼にとっては祭司と召されたその神を礼拝するその宮に対して「良いこと」を行なった。
私自身も、エホヤダの生涯を想いつつ、主の目に適う本当に「良いこと」だけに人生をささげたい。
天のお父様、
あなたとあなたの宮に対して良いことを行なったエホヤダのように、私自身をも整え、あなたの栄光、あなたのご計画のために用いてください。アーメン。
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