top of page
hccnichigo

2021年4月9日 ディボーション

歴代誌第二 24章


『神とその宮に対して・・・』


15~16節

 ここには、祭司エホヤダが130歳という長寿を全うして亡くなられたことが書かれている。


祭司エホヤダという人…

 彼は王国を刷新した人とも言えるだろう。過激なアタルヤ政権下に、ヨアシュの命を守り通し、神の宮で育てた祭司だ。

 そして、ヨアシュを立派に育て上げ、それからもヨアシュ王の良き理解者、良き相談相手として、祭司の中でもかしらと呼ばれる祭司長に召し出され、生涯を歩んだ。そのエホヤダが130歳でこの世を去った記録が24章に残されている。

 16節には、「彼はダビデの町に王たちとともに葬られた。」とある。異例にも、あのダビデの町に王たちとともに数えられる偉大な一人として、このエホヤダは葬られたのだ。


 その理由とは、「彼がイスラエルにおいて、神とその宮に対して良いことを行なったからである。」このように一文にまとめられたことばに心が留まる。

 彼は、「神とその宮に対して『良いこと』を行なった」のである。神様に対して、そして彼にとっては祭司と召されたその神を礼拝するその宮に対して「良いこと」を行なった。

 私自身も、エホヤダの生涯を想いつつ、主の目に適う本当に「良いこと」だけに人生をささげたい。



天のお父様、

あなたとあなたの宮に対して良いことを行なったエホヤダのように、私自身をも整え、あなたの栄光、あなたのご計画のために用いてください。アーメン。

閲覧数:11回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2024年12月16日 歴代誌第二36章

『ユダ王国、最後の王たち』  主を忘れた南ユダの民の最後の王たちは、すべて主の目に悪い者たちばかりだった。エジプトという大国とバビロン帝国に挟まれて右往左往していた時代、王の名前が似ているので分かりずらいが、ヨシア王の子エホアハズはわずか3ヶ月、次にエジプトに推されて王とな...

2024年12月15日 歴代誌第二35章

主に聖別されたレビ人が聖なる箱を担ぐことから解放されて、イスラエルの王ダビデの文書とその子ソロモンの書簡に従って、神と、その民イスラエルに仕えることを、ヨシヤは祭司を力づけ、レビ人を教えに導いています。  聖なる箱を担ぐことからの解放がどれだけ助かったことでしょうか。これま...

2024年12月14日 歴代誌第二34章

「ヨシヤは八歳で王となり、エルサレムで三十一年間、王であった。」1節  ヨシヤ王は、若い心で神さまを求めることがいかに人生を変え、影響を与えるかを教えてくれます。ヨシヤはわずか16歳で神さまを第一に求め、偶像礼拝が蔓延する中で、神さまに従う道を歩み始めました。これは、年齢や...

Comments


bottom of page