エゼキエル書14章
「立ち返れ。あなたがたのすべての偶像から身を翻せ。すべての忌み嫌うべきものをあなたがたの前から遠ざけよ。」6節(一部抜粋)
神は、偶像から立ち返れと命令されておられる。しかも、ノアとダニエルとヨブの例をとおして語っておられる。ノアとダニエルとヨブは、異邦人でありながら、神との特別な関係にあった例外的な人物だった。しかし、彼らは、自分たちの子ども達を救えなかったのである。14章で、
飢饉、獣、剣、疫病などで人や家畜を発ち滅ぼすとき、神との特別な関係にあったノアとダニエルとヨブの三人の者がいても、彼らは自分たちの義によって自分たちのいのちを救い出すだけで誰も、そのようなわざわいから救うことはできないと述べられている。彼らを通して、主なる神は、たとえ家族の中の一人が神との特別な関係を持っていても、救いは、一人一人が自ら悔い改めなければ、偶像から立ち返れることはできないのであるということを述べておられるのです。
だが、神は、それらの四つの刑罰をエルサレムに送る時、そこに逃れの者が残っていて、息子や娘たちを連れ出し、あなたがたのところにやって来て、彼らの生き方と行いを見て、神がエルサレムにもたらしたわざわいと、そこにもたらしたことすべてについて、慰めを受けると、述べられているのである。神は、必ず希望の光へと導いてくださるおかたである。
「この時、あなたがたは、わたしがそこでしたすべてのことは、理由もなくしたのではないことを知る。―神である主のことば。」23節(一部抜粋)神のなさることは、すべてに時があるように、また、すべてに理由があるのである。アーメン
愛する天の父なる神さま。あなたのなさるすべてのことは、それぞれに理由があります。それを知ることができるように信仰の道へと導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン
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