箴言 27章
「鉄は鉄によって研がれ、人はその友によって研がれる。」27:17
鉄の刃が互いにこすられると両方とも鋭くなり、それは何かを切る時に効果的になるということである。私達クリスチャンも他のクリスチャンと交わりを持ち、いろんなことを論じあってこそ互いが研がれて成長の段階へと歩んでいくことができるのである。このみことばは交わりのことを述べているのである。人は一人では生きていけない。その為に創造主はアダムにエバを与えたのである。そもそも人という文字をみていたら、お互いが支え合っている形である。人の文字が一つ欠けてしまえば、一つは倒れてしまうのである。
「二人は一人よりもまさっている。
二人の労苦には、良い報いがあるからだ。
どちらかが倒れるときには、一人がその仲間を起こす。
倒れても起こしてくれる者のいない ひとりぼっちの人はかわいそうだ。
また、二人が一緒に寝ると温かくなる。一人ではどうして温かくなるだろうか。
一人なら打ち負かされても、二人なら立ち向かえる。
三つ撚りの糸は簡単には切れない。」伝道者の書 4:9~12
主の御名によって、どんなに小さな交わりであっても賛美し、祈り、分かち合う姿をご覧になっておられる主は大変喜ばれておられることでしょう。分かち合い、スモールグループ、ミニチヤーチそれぞれがどれだけ大切な場であるかは昨今大いに気づかされている。
互いに交わりを持ち、御言葉を互いに語り、賛美し、祈り合い、励ましあっていくことに
そこに神の栄光があらわされ、さらに、お互いの霊的成長、より良い教会形成へとつながっていくのではないだろうか。私達お互いが研ぎ澄まされた者になって、正しい交わりをもっていくことによってそれぞれがより神に近づくことができ、さらに、キリストの愛の中にとどまるということに繋がっていくことだということが示された。
「香油も香も心を喜ばせる。
友の慰めは自分の考えにまさる。」27:9
香ばしい油、香は心に癒しを与えてくれる。今や、たくさんの香り高い油、香が出ていて自分の好みの香りをさがすのに一苦労する時がある。香りにはいろんな癒しが働いているといわれている。花々の香り、柑橘類の香り、木々の香り、等々といろいろある。でも、それ以上に友の慰めというのは、たましいの喜び、励まし、心の癒しを与えるというのである。友がそこにいるだけで平安があたえられるということである。それがキリストの愛そのものである。
祈り:
ハレルヤ!主の御名をほめたたえます。
今日の御言葉を心から感謝します。神の家族として、兄弟姉妹達と共に正しい交わりをもち、お互いがあなたの愛で研ぎ澄まされ、霊的成長へと歩むことができますように導いてください。
感謝して主イエスキリストの御名によってお祈りします。 アーメン
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