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2022年9月29日 ディボーション

使徒の働き8章


 使徒たちはステパノを葬った後も御言葉を伝えるのに専念した。

8章の中で気になったのはサマリアで魔術を行なっていたシモンである。この者は魔術で人々の関心をよび、「この人こそ大能と呼ばれる」と言われた。シモンはペテロとヨハネが人々の上に手を置きイエスの御名によって御霊が与えられたのを見て、その力を金で買おうとした。

 この世ではこの行為は日常茶飯事のことのように思える。一個人の利益名声のための会社内外での賄賂や国々でのスパイ行為や機密情報の売買など。自分も欲しい物事に対して、こうすれば、ああすれば得られるかもと画策している一人ではないかと猛省する。常にイエス様を十字架につけたのは自分であり、その罪を贖ってくださった本物の大能の神様を意識しているのかと自問自答してみる。いいえ、かなり忘れている。心がついてこないといくらバプテズマを受けても御霊を頂けない。

 牧師先生が日曜日に仰ったように、人間はある程度まで自分の力でやっていける。イエス様を信じる前は自分も何度もキリスト教会に誘われながら、「イエス様を信じなくてもやっていける」と思っていた。どうしようもなくなった時は占いにも頼った弱い者である。イエス様を信じた後 いつもあとでわかるのですが、本物の神様を見分ける力もなかったと。

 まだイエス様をご存知ない方がいらしたら、どうか本物の神様に出会えるよう深く祈ります。また8章に出ている使徒たち、ペテロ、ヨハネそしてピリポのように南に行けと主の使いに言われれば、素直に「はい」と従える者になりたいです。


祈り:

愛する天の父なる神様、どうか本物の神であるあなたに出合う機会を一人でも多くの人々、そしてお一人お一人に合った時期に与えて下さい。どうか私たちがあなたに心を常に向けていられる者として日々導いて下さい。素直にあなたの御言葉に従い心向けられる者とさせて下さい。どうかあなたを見失うことがないようにいつも共にいることを教えて下さい。尊い御子イエスの名により祈ります。アーメン


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