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2023年11月26日 ヨハネの黙示録2章

 この2章は、アジアにある七つの教会のうちの四つの教会に宛てた手紙です。その四つの教会とは、エペソ教会、スミルナ教会、ベルガモン教会、そしてティアティラの教会です。


 エペソ教会への手紙:

 主なる神は、彼らがよく忍耐して、主の名のために耐え忍び疲れ果てなかったこと、又、ニコライ派という異端の教えにも惑わされなかったことを知っておられた。しかし、責めるべきことを指摘された。それは、初めの愛から離れてしまったことであった。私自身にも言えることである。マンネリ化してしまうと最初の燃えるような愛から離れてしまうことである。そこで主なる神は、どうしてそうなったかを思い出して、悔い改めて初めての行いをしなさいと語られておられる。常に悔い改めて初心にもどるということをわすれてはいけないということではないだろうか。


 スミルナ教会への手紙:

 そこの信徒たちは、異邦人やユダヤ人からも迫害を受けていたのである。キリストは、彼らのその苦難と貧しさも知っておられた。そして、10節(抜粋)で「死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与える。」と力強く励まされるのである。


 ベルガモン教会宛ての手紙: 

 この教会では、外からは偶像崇拝者の迫害があり、内からは異端のバラムの教えの惑わし、ニコライ派の教えの惑わしがあった。それらの教えに奉じている人々に、16節(抜粋)で、「悔い改めなさい。そうしないなら、わたしはすぐにあなたのところに行き、わたしの口の剣をもって彼らと戦う。」と述べられておられる。でも、聞き従う者には、マナを与え、新しい名が与えられるのである。


 ティアティラに宛てられた手紙:

 ここも良い教会でしたが、イザベルと言われる自称預言者が信徒を惑わしたのである。イエスは、彼女の行いを離れて悔い改めるように命じられています。そうすれば、諸国の民を支配する権威と明けの明星を与えると言われるのである。


 これらの四つの手紙には共通点があると言われている。どの教会にも外からと内からの敵がありました。イエスさまは、ちゃんと敵に対処できている点はほめられていますが、敵に惑わされている人々には「悔い改めよ」と命令されています。それに聞き従わなければさばきが、従うなら報いが約束されています。



 愛する天の父なる神さま。イエスさまが四つの教会に宛てた手紙の内容は、私たちにも当てはまるところが多くあります。敵に惑わされた時にはいつでも「悔い改める」ことができるように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


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