ダニエル書10章
『特別に愛されている人ダニエル』
ダニエル書の終わりが近づいてきた。
ダニエルは3週間も喪に服し、断食をして神の御心をもとめていたが何のことばも語られなかったのである。それでもダニエルは祈り続けたのである。何も求めずにただひたすらに信じて祈り続けることが、神に特別に愛されることではないでしょうか。
ダニエルは再び幻を見ることになる。しかも今までと違って大きな幻と記されている。その幻とは、からだが緑柱石のようで、顔は稲妻のよう、目は燃えるたいまつのようで、腕と足は磨き上げた青銅のようで、かれの語る声は群衆の声のようであった。このような得体の知れないものを目にしたら誰でも卒倒するのではないだろうか。ダニエルも、内から力が抜けて、彼の声を聞いたが、聞きながら顔を伏せて地に倒れ、深い眠りに陥ったのである。その時にダニエルは御使いに起こされて勇気づけられた。
それから、神はダニエルに現れて、彼の唇に触れられたのでダニエルは話しはじめた。自分がこの幻によって苦痛に襲われ、力を保てなくなったこと。そして、力がなく、息も残っていないのにどうしてわが主と話せるでしょうかと、本当の自分の気持ちを述べたのである。そして、神は、再びダニエル触れて力づけて語られたのである。
「特別に愛されている人よ。恐れるな。安心せよ。強くあれ。強くあれ。」19節(一部抜粋)
ダニエルは、神のその御言葉にどれだけ大きな力を得たことでしょうか。私達クリスチャンも、神から特別に愛されているということを確信していけるようになりたいものです。
祈り
愛する天の父よ。2023年の新しき年を迎えさせていただけた恵みに心から感謝します。どうぞこの2023年もあなたの御言葉にとどまることができますように導いてください。今も、私達クリスチャンのためにとりなしをしてくださっておられるイエスさまに心から感謝します。私達も又、他者の為にとりなしの祈りをすることができますように導いてください。
感謝して主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン
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