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2023年3月24日 ディボーション

ピリピ書1章


 ピリピ人への手紙は、パウロがローマの獄中から書き送った手紙なので「獄中書簡」と呼ばれる手紙の一つです。またその内容の特徴は、「喜びの手紙」と呼ばれるくらいに喜びが溢れている手紙です。

 獄中にあっても、彼の心は喜びに満ち溢れています。その喜びの秘訣は、一番大切にしている事が出来ているからです。

 野球が大好きな人は、野球をしていれば喜びです。バスケが出来なくても、数学が出来なくても、野球ができるなら幸せです。

 パウロにとって一番大切なことは、キリストの福音が宣べ伝えられることです。パウロは、自分が捕らわれたことがかえって福音の前進に役に立っていることを知りました。また間違った動機で福音を宣べ伝えている人がいることを聞きましたが、結果として福音が拡がっているのだから、彼の心は喜びに満ち溢れたのです。

 彼にとって大切なのは、自分のプライドや、やり方、評価などではありません。福音が宣べ伝えられていくことなのです。

「しかし、それが何だというのでしょうか。」(18) この一言に彼の気概が感じられます。誰が福音を伝えているのか、どのような動機で伝えているのか、そんなことは大したことではないのです。大切なのは、福音が拡がっていくことなのです。そして事実、福音が拡がっているのですから、彼は喜んだのです。 

 私たちは、何を大切にしているのでしょうか。何にこだわっているのでしょうか。本当に大切なことは何なのでしょうか。

 神の御心を行うことこそ大切なことはありません。「それが何だというのでしょうか。」この一言で、物事をふるいにかけていきたいと思います。神の御心を行われているのなら、それでいいでのです。

天の父なる神さま

 私たちにとって何が一番大切なことなのか。そのことに想いを向けさせていただき感謝します。

 私たちが、些末なことに捕らわれて本当に大切なことを見失うことがないようにしてください。

 あなたの御心が成されることが私たちにとっての喜びです。

 主よ、感謝します。

 主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン

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