5章は、六番目の幻と七番目の幻について語られている。
六番目の幻とは、長さが九メートル、幅が四メートル半の大きな飛んでいる巻物である。それは、まるで魔法つかいが大きなじゅうたんに乗って空中を飛び回っているイメージである。解釈者によると、この巻物には十戒をはじめとして様々な律法が書かれていたと思われます。どういうことかというと、「盗むな」「偽りの誓いをするな」という戒めが律法の代表として挙げられている。
七番目の幻とは、エパ升のことが述べられている。エパ升とは、約22~24リットルの穀物を入れる測量道具と言われている。ここでいうエパ升とは偶像礼拝を意味していると言われている。この幻はすべての罪がイスラエルから取り去られるということである。
六番目の幻で罪が指摘されて、七番目の幻でその罪がイスラエルから取り除かれるということが示されている。私たちの罪は、十字架にはりつけなければ、決してなくならないのである。
祈り: 天の父なる神さま。あなたの御名を心からほめたたえます。日々、十字架に罪をしっかりとはりつけた、赦されたという強い確信をもって歩むことができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によっていのります。アーメン
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