『エルサレム回復の宣告』
ゼカリヤ書12章は、主なる神が敵によって苦しめられたエルサレムの町を回復すると宣告されている。「その日」という表現が何度もでてくる。「その日」とは、主の日、終末の日、サタンの力が打ち破られる日ということを意味している。フランスに行った時にバチカン宮殿のシスティーナで見た、有名なミケランジェロの代表作である「最後の審判」がよみがえってきた。
「その日」は、私たち自身にも問われる、主の前で悔い改める日でもある。
「わたしは、ダビデの家とエルサレムの住民の上に、恵みと嘆願の霊を注ぐ。彼らは、自分たちが突き刺した者、わたしを仰ぎ見て、ひとり子を失って嘆くかのように、その者のために嘆き、長子を失って激しく泣くかのように、その者のために激しく泣く。」 ゼカリヤ書12:10
この箇所は、終わりの日、イスラエルの人々の心が神に立ち返るという預言だと言われている。さらにイスラエルの人々が、イエス・キリストは聖書が預言していたメシヤであったことに気づくということが語られている。そして、イスラエルの人々は、イエス・キリストがユダヤ人の王として十字架の上で死んでくださった意味を悟り、彼らの心が砕かれるということである。
祈り
愛する天の父なる神さま。今日のみことばを心から感謝します。「その日」がくるまで、日々の悔い改めを主の前に祈れるように導いてください。
感謝して主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン
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