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2023年6月14日 創世記 28章

“A Blessing to the earth”

 創世記28章は、人間の罪深い企みにもかかわらず、神がどのような状況下でも約束を守り続けてくださることを示しています。

 創世記28章は、ヤコブとレベッカがイサクを騙し、エサウが受けるはずだった祝福を盗んだ出来事の続きです。

 ヤコブはエサウの長子の権利を盗んだだけでなく、エサウのために用意されたイサクの最後の祝福も盗んでしまったのです。イサクがエサウの代わりにヤコブを祝福したことは、最終的なものであり、取り消すことはできないのです。

 エサウは騙された被害者であり、ヤコブを憎むのに十分な理由がありました。実際、ヤコブのヘブライ語の名前は "欺く者 "と訳すことができます。

 ヤコブは、エサウに殺されると思ったので、父イサクの兄ラバンのもとへ逃げていきます(創世記27:43~28:5)。しかし、ヤコブはレベッカの兄のもとに向かう途中、夢の中で天から地にかけられた梯子を見ました。その夢の中で、神はヤコブにご自身を現されたのです(創世記28:13)。

 神は、アブラハム(創世記12:2、22:18)とイサク(創世記26:4)に最初に与えられた約束を、ヤコブに再確認されたました(創世記28:14)。ヤコブとその子孫によって、「地上のすべての家族が祝福される」(創世記28:14)のです。

 先週のデボーションで説明したように、この祝福は、マタイ1章1節から16節にあるようにイエス・キリストに至るまで多くの世代にわたって続いていきます。

 そして、イエス・キリストを通して、神の祝福の注がれ方は変化しました。神の祝福は、もはや父から子へと受け継がれるのではなく、イエス・キリストを主であり救い主として信じ受け入れるすべての人に与えられるようになったのです。

 パウロは宣言します。「もしあなたがたがキリストのものであるなら、あなたがたはアブラハムの子孫であり、約束に従った相続人です」(ガラテヤ3:29)。

 アブラハム、イサク、ヤコブのように、すべてのクリスチャンは、もともとアブラハムに与えられた神の約束を受け継ぐ者です。私たち全員を通して、地上の家族は祝福されるのです!

 父なる神さま、今日の御言葉をありがとうございます。あなたはアブラハム、イサク、ヤコブ、そして私たちすべての神です。私たち全員を、アブラハムの約束の共同相続人にしてくださったことに感謝します。

 しかし、相続人には責任が伴います。父なる神さま、私たちをあなたの御子イエス・キリストの姿にさらに変え、この地上のすべての家族にとって本当に祝福となるようにしてくださいますようお願いいたします。

 私たちの人生にあなたの御心が成されるようにしてください。お父さま、ありがとうございます。私たちはあなたを愛しています、お父さん。In Jesus’ Name we pray, amen!


Genesis 28 shows how God continues to keep His promises under all circumstances, despite the wicked plots of man. Genesis 28 follows the scene where Jacob and Rebecca conspired against Isaac to steal his blessing that was intended for Esau. Not only did Jacob, steal Esau’s birthright, he just stole Isaac’s final blessing that was intended for Esau. Isaac blessing Jacob instead of Esau was final and could not be revoked. Esau was a victim of deceit and he had a very good reason to hate his brother Jacob. Indeed, Jacob’s name in Hebrew can be translated to “the deceiver.” Because Esau wanted to kill Jacob for his deceit, she tricked Isaac to send Jacob away to her brother Laban (Genesis 27:43-28:5). But on his way to Rebecca’s brother, Jacob had a dream where he saw a ladder. In that dream, God revealed Himself to Jacob (Genesis 28:13). God reaffirmed His promises first given to Abraham (Genesis 12:2, 22:18) and then Isaac (Genesis 26:4) to Jacob (Genesis 28:14). Through Jacob and his offsprings, “all the families of the earth be blessed” (Genesis 28:14). As explained in last week’s devotion, this blessing continued through many more generations as noted in Matthew 1:1-16 until it reaches Jesus Christ. Through Jesus Christ, the dynamics of God’s blessing changed. God’s blessing was no longer passed down from father to son, but now to all who believe and accept Jesus Christ as their Lord and savior. Paul declares: “If you are Christ’s, then you are Abraham’s offspring, heirs according to the promise” (Galatians 3:29). Like Abraham, Isaac, and Jacob, all Christians are heirs to God’s promise originally given to Abraham. Through all of us, the families of the earth will be blessed!

Thank You, Father, for today’s Word. You are the God of Abraham, Isaac, Jacob, and all of us. Thank you Father for making all of us co-heirs of Your promise to Abraham. But being heirs requires responsibility. Father, please continue to transform us more into the image of Your Son Jesus Christ so we can truly become a blessing to all the families of this earth. Let Your will be done in our lives. Thank You, Father. We love You, Father. In Jesus’ Name we pray, amen!


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