「ツァラアトに冒された者のきよめの儀式」
13章はツァラアトがあるかどうかの調べに対して、14章はツァラアトに冒された時にきよめられた場合にやるべき三つの教えがのべられている。
第1、冒された患部を祭司に見てもらい、治っているなら二羽の小鳥をそなえ物とする。 そして、祭司がやるべきことが事細かくのべられている。これは、罪の赦しを象徴的に示すことであった。
第2、七日目になって、彼は髪の毛、口ひげ、眉毛など、すべての毛をそり落とし、自分の衣服を洗い、からだに水を浴びます。そして、その人はきよくなるのである。
第3、八日目に三匹の子羊と穀物のささげ物としての小麦粉と油を会見の天幕に持って来る。これは、代償のささげ物、罪のきよめのささげ物、全焼のささげ物として献げるのである。そして、祭司が代償のささげ物の血を、きよめられる者の右の耳たぶと右手の親指と右足の親指に塗り、また油も同じようにすることである。そして、「その人はきよくなる」と宣言されている。
たとえ貧しい人の場合でも、三匹の子羊のうち、代償のささげ物の一匹は同じように献げなければならないのである。ツァラアトからのきよめは、それほど重要なことだったのである。
愛する天の父なる神さま。ツァラアトのきよめは、今の私たちにいうならば罪のきよめに値するものであることが示されました。罪はこのツァラアトのように私たちをむしばむが、主イエス・キリストの十字架の血潮によって完全にきよめられたのである。そのおかげで、私たちは、神との交わりをもたせていただいて感謝します。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン
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