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2024年10月13日 使徒の働き28章

 使徒の働きはここで終わりです。長いパウロの伝道旅行は妨害と迫害多きものでした。その中で伝道できたことは奇跡としかいいようがないです。その奇跡をおこすことのできるお方は内住される聖霊だけです。パウロの行く先々で多くの人が救われましたが、反面、救いを拒む人もいました。パウロはその人たちに、聖霊が、預言者イザヤを通して、彼らの先祖に語られたとおりだと26節、27節の御言葉を語った。


「この民のところに行って告げよ。あなたがたは聞くには聞くが、決して悟ることはない。見るには見るが、決して知ることはない。」―26節―


「この民の心は鈍くなり、耳は遠くなり、目は閉じているからである。彼らがその目で見ることも、耳で聞くことも、心で悟ることも、立ち返ることもないように。そして、わたしが癒すこともないように。」―27節―


 そして、パウロは、神のこの救いは異邦人に送られたと、なぜなら、異邦人は聞き従うことになるからと語りました。


 心が鈍くなるとはどういうことでしょうか。それは、霊的な飢え渇きがなくなることによって起こることだと言われています。私たちも常に内住されている聖霊によって霊的飢え渇きを持つことができるように、そして、心が鈍くならないようにしていきたいものでありたいです。


 28章の最後の31節の御言葉に目が留まりました。


「少しもはばかることなく、また妨げられることもなく、神の国を宣べ伝え、主イエス・キリストのことを教えた。」―31節―


 パウロが少しもはばかることなく、また妨げられることもなく、大胆に神の国と主イエス・キリストを宣べ伝えることができたのは聖霊によってできたのです。聖霊の助けがなければ無に等しいものです。 



 パウロの伝道旅行を通して、私たちもこの地上にいる間に多くの人に主イエス・キリストの福音の種を蒔いていくことができますように、聖霊さま助けてください。弱い、小さき者があなたに用いてもらえる道を示してください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。


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