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2024年10月4日 使徒の働き19章

  • hccnichigo
  • 2024年10月4日
  • 読了時間: 2分

『聖霊に満たされ』


 パウロのエペソにおける宣教の始まりです。エペソという町は、小アジアの中心地で、コリントと同じように、東からの商品がローマへ輸送される時の貿易中継地として、非常に栄えていました。


 パウロは会堂に入って、三か月の間大胆に語り、神の国について論じて、人々を説得しようと努めた。しかし、ある者たちが心を頑なにして聞き入れず、会衆の前でこの道(イエスキリストのこと)のことを悪く言ったので、パウロは彼らから離れ、弟子たちも退かせて、毎日ティラノの講堂で論じた (8-9節)


 これが二年続いたので、アジアに住む人々はみな、ユダヤ人もギリシア人も主のことばを聞いた (10節)。アジアにいる人たちは、エペソの町を訪れ、パウロがティラノの講堂で何かを論じているという噂を聞いて、聞きに行ったのではないでしょうか。


 神はパウロの手によって驚くべき力あるわざを行われ、パウロが身につけていた手ぬぐいや前掛けを、持って行って病人たちに当てると、病気が去り、悪霊も出て行くほどであった。(11-12節)


 ユダヤ人の祭司長スケワの七人の息子たちが、悪霊につかれている人たちに向かって、試しに主イエスの名を唱え、「パウロの宣べ伝えているイエスによって、おまえたちに命じる」と言ってみた。すると、悪霊が答えて、「イエスのことは知っているし、パウロのこともよく知っている。しかしおまえたちは何者だ。」と言うと、悪霊につかれている人が彼らに飛びかかり、皆を押さえつけ、打ち負かしたので、彼らは裸にされ、傷を追ってその家を逃げ出した。そして、このことがエペソに住むユダヤ人とギリシャ人のすべてに知れ渡ったので、みな恐れを抱き、主イエスの名をあがめるようになった。(13-17節)


 そして、信仰に入った人たち大勢やって来て、自分たちのしていた行為を告白し、明らかにした。また魔術を行っていた者たちが多数、その書物を持って来て、皆の前で焼き捨てた。その値段を合計すると、銀貨五万枚になった。(18-19節) ハレルヤ!


 素晴らしい聖霊のみわざ。神の奇跡は、人々を悔い改めに導き、神に立ち返るようにしてくれます。こうして、主のことばは驚くほどに広まり、ますます力強くなっていきました。


主の祈り:自分の努力や行いではなく、イエス様を信じる生活に変えられる時、聖霊様が私たちのうちで、また私たちを通して働いてくださることを感謝します。 パウロのような宣教に励まされて、私たちもあなたの御言葉を知らない人たちに知らせることが出来ますよう、聖霊様助けてください。愛の主よ、感謝します。アーメン


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