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2024年11月13日 歴代誌第二3章

「ソロモンは、エルサレムのモリヤの山で主の宮の建築を始めた。」(1)


 モリヤの山とは、アブラハムがイサクを捧げたあの山です。聖書にはこの2回しか登場しない山です。モリヤの山はエルサレムにありました。イサクの奉献は、イエス・キリストの十字架を示しています。つまり、主の宮(現代においてはイエスを信じて聖霊を内に宿している者たちのこと)は、イエスの十字架の救いの上に建てられるということです。


 ペテロがイエスに答えた「あなたこそ、生ける神の子、キリストです。」(マタイ16:16)、この信仰を土台として、この土台の上に主の宮としての教会、そして私たち一人ひとりが建てられるのです。


 そして、神殿の内部は純金で覆われていました。金とは、神聖さ、純粋さを現わすものです。私たちが主の宮だとするなら、主は私たちの内側を純金で満たしてくださる、それはつまり聖めてくださるということです。


 聖めとは、聖別です。すべてを神のものとしてくださるのです。それは金メッキのように表面的につくろうのではなく、存在のそのものを聖別してくださるということです。


 さらにソロモンの神殿には、純金だけではなく、宝石まで散りばめられていました。まさに「高価で尊い」のです。神は、主の宮としての私たちを最高に良いもので満たしてくださるのです。神にとって、私たちは、それほどに価値ある存在なのです。


 天の父なる神さま


 私たちを、ここまで高価で尊い者として、建てていてくださることを感謝します。どうか私たちの内側が、いつも最高に良いもの、美しいもの、価値あるもので満たされていますように。そして、その宮に主の栄光が満ちていますように。

 主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン

                                文:関真士


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