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2024年11月17日 歴代誌第二7章

「主の栄光がこの宮に満ちた。」


 ソロモンの主への長い奉献の祈りが終わると天から火が下って来て、いけにえが焼き尽くされました。天から火が下る、ということはさばきを思い出しますが、ここでは神によって受け入れられたことを示しているそうです。それはどういうことかと言うと、主がソロモンの祈りを受け入れてくださったことの証明だといわれているそうです。そして、主の栄光が宮に満ちたので、すべての人々は主の栄光の前に恐れをもって、「主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。」と主をほめたたえたのである。


 そして、王とすべての民は多くのいけにえと聖歌隊による賛美を捧げました。その時民は、主がダビデとソロモンとその民イスラエルに下さった恵みを喜び、心満たされていました。心から思い切り主を礼拝するとはそういうことではないでしょうか。最初は人々は、主の栄光を見て恐れをもって礼拝する姿ですが、このところでは賛美を喜びを持って礼拝するという二つの礼拝の姿勢が心に響いてきました。


 奉献式から13年後に、主がソロモンに現れ奉献の祈りに対する応答が記されています。それは、「この場所で祈りを聞かれること、もし罪をおかした場合、主の宮でへりくだって、主に立ち返るなら赦され、主から与えられた命令を守る限り、ソロモンの王座も確立される。だが、それと反対に主の命令に背き、他の神々に仕え、それを拝むなら、この宮は投げ捨てられ、この国の民も根こそぎにされ、他国の人々の間で物笑いの種とし、嘲りの的とする。」と主は言われます。厳しい主の警告ですね。その警告は私達にも言えることではないでしょうか。


「今、私はこの場所でささげられる祈りに目を開き、耳を傾ける。」―15節―


 この御言葉に目がとまりました。ソロモンの時は主の宮での祈りでしたが、私たちは、主イエス・キリストの救いによって、聖霊が内住してくださっておられるので世界のどんなところでも祈れるという恵みが与えられて感謝です。そして、私たち一人一人の祈りは、主が目を開き、耳を傾けてお聞きになられているということを私たちが心から信頼していくことだと思います。



愛する天の父なる神さま。ソロモンへの厳しい警告を私たちもしっかりと守っていくことができますように、そして、主の栄光が満ちた礼拝をもつことができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。


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