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2024年11月5日 歴代誌第一23章

『モーセの子孫 レビ部族』

 

  ダビデは老いてゆきながらも、主の宮への奉仕のわざをレビ人に指示を出している。この時のレビ人の人口は30歳以上が3万8千人、それらから主の宮の務めに、2万4千人を割り当て、つかさとさばき人とあるが、これは英語訳ではJudges and officerとあり、裁判人と役人とも訳されていて、イスラエルの民の中の様々な対立や申し立てを受けて判断する者たち6千人、4千人が門衛、最後に残り4千人を聖歌隊としたとあります。 レビ族は、モーセやアロンの子孫で主を崇める祭司職ですが、ここにこの人数を30歳以上のレビ族を数えたとあるのに注目しました。なぜ30歳以上なのか。思えば主イエスが、神の御子として福音をお騙りになり始めたのも、主イエスが30歳の時でした。


 民数記4章3節「それは会見の天幕で任務に当たり、仕事をすることのできる三十歳以上五十歳までのすべての者である。」とありますように、神が臨在する天幕で、神の仕事に携わる事ができる年齢が三十歳とあるからです。主イエスは、三十歳で主の仕事を始め、それから約3年半にわたって、この地上での最後の仕事である十字架に向かわれました。


 さて話は変わりますが、レビ族は、英語にしてLEVIですから、有名なジーンズのメーカー「LEVI’S」を思い調べてみました。1853年のGold Rush時代にサンフランシスコでドイツ移民、ユダヤ系のLevi Strauseの雑貨店で売り出した、丈夫な生地でできたジーンズが金鉱掘りなどで激しい自然の中での仕事をする者たちに重宝されて、広がっていったそうです。しかし、なぜ、このユダヤ系のジーンズ創始者が、あえてリーバイという名をつけたのか、自分はストラウスさんが、私の祖先はユダヤのレビの家系だと誇りたかったのではないかと推測するのです。ユダヤ人は離散の身になった後に、自分達が何族に属しているかという家系図を失ってしまいましたが、きっと親からは、私たちは何々族の子孫だと教えられていたのでしょう。アブラハムからの家系のレビ族だという誇りを、きっとストラウスさんは、自分のジーンズの名前にしたのであろうと勝手に推測してしまいました。


祈り

かつては、特定のユダヤ民族のレビ族の特権でありました、主に奉仕をする役目、賛美をする役目が、全て主イエスを通じて信じる者の上に与えられたことを感謝致します。主イエスにつながることによって私たちは、イスラエル民族と同様に神の選ばれた民となりましたことに重ねて感謝致します。アーメン

文:森 宗孝


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