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2024年12月10日 歴代誌第二30章

『祈りは天に届いた』


 ヒゼキア王はエルサレムに来て過越の祭りを祝うようにと、イスラエル全土に呼びかけて、おびただしい数の大集団が集まった。イスラエルの祭りには、特別の意味があり、その中でも3大祭りとされている祭、エジプトの奴隷から解放された春の過越の祭り、それから数えてモーセが十戒を受け取った事を祝う七週の祭り、ペンテコステ。最後に、モーセと共に荒野での40年間、テント生活をしながら過ごした仮庵の祭りは悔い改めと主への感謝が中心の秋の祭りがある。


 ヒゼキア王は、まず奴隷からの解放を記念する過越の祭りのために全土から集まるように呼びかけた。北王国イスラエルはアッシリアに滅ぼされ、人々は弾圧の中にあったことであろう、そのために希望を与え、一つの聖なる民族として結束することを目指したのだと思う。


 主イエスが十字架にかかったのは、過越の祭りの時でした。闇の中にいる私たちを救い出すために過越の祭りを選ばれたのでしょうか、そして主から十戒を与えられたように、ペンテコステでは聖霊が与えられたのです。恐らく、主イエスが再臨されるタイミングは、仮庵の祭りの時にはにヨミキプールと呼ばれる贖罪の日があって、この日に聖なるイスラエルの民が悔い改めて、主イエスがキリスト(メシア)である事を信じ、言葉に表す時に主の再臨があるのではないかと思うのです。


 18〜20節抜粋「いつくしみ深い主よ、彼らをお赦しください。彼らは聖なるきよめの規定どおりにいたしませんでしたが、心を定めて神を、彼らの父祖の神、主を求めています。」主はヒゼキアの願いを聞き、民を癒やされた。」ここの場面で、主イエスの十字架の言葉を思い出しました、「父よ。彼らをお赦しください。彼らは何をしているのか、自分でわからずにいるのです。」ルカ23:34


祈り

イゼキアが赦しを祈って主が願いを聞き入れてくださったように、主イエスの祈りである、私たちの赦しをも主は聞き入れて下さり、主イエスの復活をもって、主なる神の赦しを示されました事に感謝いたします。アーメン 

文:森 宗孝


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