「ヨシヤは八歳で王となり、エルサレムで三十一年間、王であった。」1節
ヨシヤ王は、若い心で神さまを求めることがいかに人生を変え、影響を与えるかを教えてくれます。ヨシヤはわずか16歳で神さまを第一に求め、偶像礼拝が蔓延する中で、神さまに従う道を歩み始めました。これは、年齢や状況に関係なく、私たちも神さまを第一にする生き方を選べることを教えられます。
ヨシヤが26歳になったとき、神殿修理の中で律法の書が発見されました(14節)。その書記官シャファンが朗読した律法のことばに深く心を動かされたヨシヤは、自らの罪を認め、衣を裂いて悔い改めました(19節)。さらに彼は、民を集めて律法の書を読み聞かせ、彼らと共に神さまとの契約を誓いました(30-31節)。彼の行いは、神さまの言葉が私たちに罪を示し、新しい方向へと導く力を持っていることを教えてくれます。
ヨシヤの悔い改めの姿勢は、神さまの前でへりくだることの大切さを示しています。
「あなたがこの場所をその住民について神のことばを聞いたとき、あなたは心を痛めて神の前にへりくだり、わたしの前にへりくだって自分の衣を引き裂き、わたしの前で泣いたので、わたしもまた、あなたの願いを聞き入れるー主のことばー。」27節
彼はただ律法の言葉を聞き流すのではなく、神さまの言葉を聞き、心を開き、行いへと移すことをしました。私たちも日々の生活で聖書を読むとき、神さまが私たちに何を語ろうとしているのか、そして、神さまの言葉に示される罪を認め、それに応える悔い改めの心を持つことだと思いました。
愛する天のお父さま
あなたの言葉は私の道の光であり、足のともしびです。ヨシヤのように、どんな時でもあなたを第一に求める心を私に与えてください。あなたの言葉を聞いたときに心を開き、罪を認め、悔い改めることができますように。そして、あなたの言葉に従い、生活の中でそれを実践する力をお与えください。また、私の周りにいる人々ともあなたの言葉を分かち合い、共にあなたを見上げて歩むことができますように。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン
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