2024年12月19日 ローマ人への手紙3章
- hccnichigo
- 2024年12月19日
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「すなわち、イエス・キリストを信じることによって、信じるすべての人に与えられる神の義です。そこに差別はありません。」―22節―
ローマ人への手紙3章では、前章に続いてユダヤ人の問題について語っています。それは、ユダヤ人のすぐれた点は何ですかの疑問を取り上げています。パウロはこれに対して、彼らには神のことばが委ねられているということを述べています。彼らにだけ神のことばがゆだねられたということは、最高な祝福だったのです。この特権は、他の国には委ねられませんでした。これはシナイ山で神がイスラエルに十戒を与えた出来事を表しています。たとえ不真実なユダヤ人がいても、神の真実な約束は有効であるということです。
私たち人間は、律法を行うことによっては、神の前に義と認められることはできないということをパウロは強調していると思います。律法は、罪を指摘することはできますが、人を正しく生活させることはできないと言われています。
以前、私はあるお方に「あなたの今の発言は律法主義です。」とやんわりと言われたことがありました。とてもショックで、自分の高慢を指摘された思いでした。自分を見つめなおしていく機会が与えられ、その方に感謝して、悔い改めたことがあります。今でも、日常に発する言葉が相手にとって律法的なことではないかと考えさせられる時もあります。そういう時の頼みの綱は、やはり、神のことばである聖書だけです。私たちにとっての神のことばは聖書です。聖書を毎日拝読させてもらうことによって、何が律法主義かを知ることができるのです。
神は、律法とは別の方法で、神と人がともに義となる特別の道、つまり「キリストの真実」による道を示していると言われています。それは、神の御子イエス・キリストが神の怒りの宥めのささげ物となられたゆえに与えられたものです。行いではなく信仰によって義とされるということです。
愛する天の父なる神さま。
「信じるすべての人に与えられる神の義、そこには差別はありません。」どうぞ、そのみことばをまだ真の神を信じない人々に語り告げることができますように用いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン
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