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2024年12月22日 ローマ人への手紙6章

「罪の報酬は死です。しかし、神の賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。」―23節―


 罪の報酬は死。神の賜物は永遠のいのち。この二つのことについて、クリスチャンである私たちは誰もが知っていることだと思います。罪を犯せば当然の報いとして死に至ります。だが、神から、イエス・キリストによって私たちに与えられた永遠のいのちを持つことは、神からの賜物と受け入れることであります。そのことを知り、信じることが私たちの務めであります。


 そしてパウロは、11節で、「あなたがたもキリスト・イエスにあって、自分は罪に対して死んだ者であり、神に対して生きている者だと、認めなさい。」と語っています。 認めることです。


 さらにパウロは、16節で自分自身を奴隷として献げて罪の奴隷となって死に至るか、あるいは従順の奴隷となって義にいたるかと述べています。つまりだれが主人(サタンか神)であるかによって、結末は全く違ってくるということです。以前は私たちは罪の奴隷でしたが、その罪はキリストとともに死にました。今や私たちは神の奴隷とされたのです。縛られることのない自由な神の奴隷とされたのです。このことを信じ続けていくことです。信じるときに内なる聖霊がはたらいてくださるのです。そして、パウロは、自分の手足を義の奴隷として献げて、聖潔に進みなさいと述べています。


 この箇所を読んでいて、ずっと以前に関牧師が述べられたことが思いだされました。「自分がなかなか抜けだせない罪、悪習慣、それらは、もうすでにキリストとともに十字架につけられたことを信じていくことです。自分の意思力が弱いからではなく、この御霊の働きの中に入っていなかったからです。神が用意されている義の賜物を受け取っていないからです。」


 これからは、その悪習慣のことが脳裏に焼き付いてきたときには、これらのことは十字架につけられたんだということをしっかりと信じて歩んでいこうと思わされました。 



 天の父なる神さま。

私たちはいろんな失敗をして、自分の意思の弱さに塞ぎこむことが多々にあります。そのような時には、御霊の働きの中に入っていけずに、ましてや、義の賜物を受け取ることすらできません。そのときには、私たちを憐み、義なる道へと進むことができますように助けてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


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