「権威に従い、律法を守り、主イエス・キリストを着る。」
ローマ人への手紙13章では、クリスチャンの行動の原則が、上に立つ権威に従い、律法を守り、主イエス・キリストを着る、と三つにまとめられています。
権威に従うとは、存在している権威はすべて、神によって立てられている。これは、どんな権威よりも上に神がおられることを宣言しているということです。したがって、権威に反抗する者は、神の定めに逆らうことになるので、神に滅ぼされます。税金を納めることも言っています。なぜなら彼らは神の公僕で、その務めに専念しているからです。彼らの働きはすべて神の支配のもとにあるということです。
律法を守るとは、8節~10節で詳しく述べられています。だれに対しても、何の借りもあってはいけない。ただし、互いに愛し合うことは別ですとパウロは言っています。なぜなら、他の人を愛する者は、律法の要求を果たしているのです。神様の戒めである大切なことですね。まず、神を愛し、隣人をあいすることです。牧師のメッセージのなかに必ずでてくる大切な聖句です。
12節(抜粋)のみことばに目がとまりました。「闇のわざを脱ぎ捨て、光の武具を身に着けようではありませんか。」解釈によると、戦いに出かける時には、それにふさわしい武具を身につけなければなりません。すなわち、腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、足には平和の福音の備えをはき、これらすべてのものの上に、進行の大楯を取りなさい。救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取らなければなりません。(エペソ6:14―17)
主イエス・キリストを着るとはどういうことでしょうか。それは、キリストと一つになることです。どんな時にも主イエス・キリストが共におられるということを確信して自分自身に言い聞かせることです。光の子どもとして、ふさわしい生活をすることです。、
主の御名をほめたたえます。
天の父なる神さま。あなたが、私たちに御子をお与えになられた大きな愛に心から感謝します。この愛を私たちもあなたを愛し、隣人を愛していくことができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン
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