top of page
hccnichigo

2024年12月31日 ローマ人への手紙15章

『イスパニア伝道』


 2025年も、主と共に歩む年でありますように、与えられた喜びで満たされ、溢れでて、未だ主を知らない方々へ祝福として流れ出しますように!


 スペインには、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼のという数百キロにわたる徒歩の道があって、巡礼路として毎年およそ10万人が訪れている。私たちの友人達も歩いてきた話を聞いて、行ってみたいとは思うが、毎日、毎日と歩く事に自信がわかないでいる。ここには、使徒ヤコブの遺骨があるという。果たして、使徒ヤコブはパウロの遺志を引き継いだのであろうか。このローマ書でパウロは、イスパニアに伝道に出かけたいと思い、ローマのクリスチャンに協力を求めているのだ。あの時代に3回も命をかけて地中海中を伝道旅行したパウロは、それでも足りなくて、あの頃は地の果てにあたるイスパニアまで足を伸ばそうとした、その意欲に頭が下がりますが、パウロはこれは、自分の力ではなく、御霊の助けによるものだと断言しています。


 私は異邦人へ福音するために召し抱えられた使徒だと告白するパウロ、旧約聖書のみことばからユダヤ人だけでなく、異邦人が救われて主をほめ讃える、すべての国民が主を讃えることは、神のみこころであることを力説している。そして、キリストの名が未だ語られていない場所に福音を宣べ伝えることを、切に求めていると語っています。主イエスの福音を、いまだに聞いた事がない民に、このGood Newsを伝えたいと切に願うように、パウロは主に導かれていました。


 しかし、まずローマを経由してイスパニアに向かう前に、苦難しているエルサレム教会への援助金をたずさえて、エルサレムに行ってから、それからローマに向かい、彼らの協力を得て、スペインへの伝道の計画である事を告げているのです。 しかし、パウロの希望とは裏腹にエルサレムで捕捉されて、ローマ軍の手によって、思いもかけずに結果としてローマまで護送されることになるわけですが、それも主のご計画であったのです。


 私たちにも、主イエスから福音を伝えるための大宣教命令を頂いています。21節「彼のことを告げられていなかった人々が見るようになり、聞いたことのなかった人々が悟るようになる。」そうして全国民が主を知り、イスラエルの民が主イエスを拝むようになる時に、もう一度主イエスが、今度は、全ての民の王として戻って来られる、再臨の約束が実現するのです。伝道の目的は、もう一度主イエスが、私たちのところに戻って来られるための踏み石であります。ですから、私たちは一人でも多くの人に福音を語り続けましょう。兄弟や親戚、友人や隣人、祈りながらタイミングを見計らって、福音を宣べ伝えましょう。


祈り

パウロも祈りを求めました、神のみこころによって平安が与えられ、平和の神があなたがたすべてとともに居てくださいますように アーメン 

文:森 宗孝


閲覧数:9回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2025年1月1日 ローマ人への手紙16章

主にあって、新年あけましておめでとうございます。  ローマ書の最後の章になります。 「私たちの姉妹で、ケンクレアにある教会の奉仕者であるフィベを、あなたがたに推薦します。」(1)  この後、実に大勢の人の名前が出てきます。パウロは、それらの人々への感謝を述べています。...

2024年12月30日 ローマ人への手紙14章

『信仰の弱い人を受け入れなさい』  昔、聖書の学び会で自分はこのように思う、その理由は聖書のこの箇所でこのように書いてあるからだと強く自己主張をしていた人を思い出す。聖書の学びが長く知識が豊富な人が、初心者で聖書知識にうとく、未だ信仰の弱い人を見下すような者がいるのことを経...

2024年12月29日 ローマ人への手紙13章

「権威に従い、律法を守り、主イエス・キリストを着る。」  ローマ人への手紙13章では、クリスチャンの行動の原則が、上に立つ権威に従い、律法を守り、主イエス・キリストを着る、と三つにまとめられています。  権威に従うとは、存在している権威はすべて、神によって立てられている。こ...

Comments


bottom of page