クリスマスになるとメッセージとしてよく語られる聖書の箇所である。
イエスがヘレド王の時代に、ユダヤのベツレヘムでお生まれになったとき、東のほうから博士たちが、イエスを礼拝するために来たことが述べられている。
「博士たちは、かつて昇るのを見たあの星が、彼らの先に立って進み、ついに幼子のいるところまで来て、その上にとどまった。」9節(抜粋)
「その星を見て、彼らはこの上もなく喜んだ。」10節
「それから家に入り、母マリアとともにいる幼子を見、ひれ伏して礼拝した。」11節(抜粋)
神の御子は 今宵しも ベツレヘムに 生まれましぬ
いざ友よ もろともに 急ぎ行きて 拝まずや 急ぎ行きて 拝まずや
博士たちは星を頼りにはるばると遠い異国の地から、イエスの誕生を非常に喜び、礼拝しにきたのである。急いで、拝みにきたのである。博士たちの喜びが伝わってくるようである。
しかし、遠い異国の民がイエスの誕生を喜んで、礼拝しに来たのに、ユダヤの民は、特にヘレド大王は自分より権威のある方を抹殺しようとするのである。現在でもそれは言えることである。自分の権力と利益、地位をまもるためには、相手が誰であろうと抹殺するのが世の常ではないだろうか。
真の王はあえてナザレという小さな村に住み、民衆の悩みと苦しみを体験なさったのである。この方こそ、「ユダヤ人の王」「全世界の王」「全宇宙の王」と呼ばれるにふさわしい、イエス・キリストである。アーメン。
ハレルヤ!主の御名をほめたたえます。天の父なる神さま、私たちのために御子イエス・キリストを地上におくってくださって心から感謝します。今ある私たちのすべての恵みは、イエス・キリストの十字架のおかげです。このイエス・キリストのことをまだ受け入れることのできない人々のために、又は苦しみ悩んでいる人々のために私たちを用いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。
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