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2024年8月1日 列王記第一2章

hccnichigo

『ダビデの遺言とソロモンの行動』


 ダビデは、40年間王としての生涯の幕をおろした。ダビデはヘブロンで七年間、エルサレムで三十三年間イスラエルの王として仕えてきた。


 彼は死ぬ前にソロモンに、「強く、男らしくありない。」と、又、「主の掟と命令と定めとさとしを守って主の道に歩むこと」を命令した。その他にも、ダビデは3人の人物の取り扱いについて語っています。それはツェルヤの子ヨアブ、ギルアデ人バルジライ、そしてバフリム出身のベニヤミン人ゲラの子シムイである。その中の2人のヨアブとシムイは悪人で彼らを野放しにすれば、ソロモンによって継がれる王国が危険にさらされる恐れがあった。だが、ギルアデ人バルジライの子たちには恵みを施してやりなさいと述べています。なぜならダビデがアブサロムの前から逃げたとき、ダビデの近くに来て助けてくれたからです。


 ソロモンは、ダビデの遺言通りに危険人物であったヨアブとシムイを取り除いた。だが、ダビデの遺言になかったアドニヤの命も絶ったのである。このアドニヤは、ソロモンの義兄弟で、ソロモンが王になった後もソロモンの母バテ・シェバを通して、シュネム人の女アビシャグを自分の妻にしたいことをソロモンに頼むことを願ったのである。しかし、ソロモンはアドニヤの企みを警戒したのです。なぜなら、それは王権を脅かすことだったので、彼を殺したのである。これによってソロモンは平和を確立することができました。ソロモンという名前の意味は、「平和」です。ソロモンが王になることによって、これまで戦いが続いていたイスラエルに平和が確立されたのです。これはやがて来られる主イエス・キリストの型と言われているそうです。


 私たちは、どんな小さなことでも自分が人にしたこと、人から受けたことに対しては忠実でありたいものです。なぜなら、それは、良いことであるなしに関わらず、神は時がくればその報いを必ずなさるからです。人にたいして罪をおかしたら勇気をもって主の前にでて悔い改めて、同時にその人のために祝福と赦しの祈りをしていくことではないかということが示されました。



 愛する天の父なる神さま。今日の御言葉を心から感謝します。昔も今も権力争いはあります。どうぞ上に立つ者たちが、主に在って正しい判断力をもって決断することができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

 


 
 
 

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