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2024年8月28日 列王記第二7章

「確かに、あなたは自分の目でそれを見るが、それを食べることはできない。」(2)


 イスラエルは敵に包囲され敵の兵糧攻めに合い、飢餓で苦しんでいる状況にあります。そんな中でエリシャは「明日の今ごろ、サマリヤの門で、上等の小麦粉1セアが1シェケルで、大麦2セアが1シェケルで売られるようになる。」(1)と語ったのです。


 ところが、一人の侍従は「たとえ主が天に窓を作られたとしても、そんなことがあるだろうか。」(2)と言って、このエリシャのことばを信じませんでした。その結果、この侍従はこの食糧を得ることが出来なかったのです。


 ある人が天国の幻を見たといいます。天国には受取人拒否で戻って来た荷物がたくさん置かれていたそうです。せっかく天の窓が開かれて神からの恵みが与えられたのに、その人は受け取ることを拒否したからです。まさにこの侍従が受け取らなかった荷物も、天国の倉庫に眠っていることでしょう。


 私自身は、神からの恵みをしっかりと受け取っているだろうか。私の不信仰が、私の常識や理屈が、恵みを受け取ることを拒否してしまっていることがないだろうか。そう考えると、意外とあるように思います。思わず、神さまに再送をお願いしたくなります。


「神の恵みを無駄に受けないようにしてください。」(Ⅱコリント6:1)とパウロを通して、神が懇願してます。私たちは、信じる者でありたいと願います。



天の父なる神さま

 あなたは天の窓を開いて惜しみなく恵みを注いでくださるお方です。しかし私たちの方でその恵みを受け取ることを拒否してしまうことがあります。どうか私たちが、信じて得る者でありますように。信仰を与えてください。

 主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン

文:関真士


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