top of page
hccnichigo

2024年8月31日 列王記第二10章

 エフーは、神さまがエリヤを通じて告げた言葉を成就するために、アハブの家族やその関係ある者をすべて滅ぼしました。彼の行いは御心に従ったものであり、アハブの家に対する裁きが成し遂げられた瞬間でした。


 そして、バアル礼拝を滅ぼす行いも、神さまの導きに従ったものでした。エフーはバアルの信者たちを一箇所に集め、彼らを根絶しました。これは、偶像礼拝に対する神さまの裁きを示しています。

 エフー自身の心がどれほど純粋であり、完全に主をあがめて行ったのかは疑問が残ります。


「ただしエフーは、イスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤブロアムの罪、すなわち、ベテルとダンにあった金の子牛に仕えることから離れようとはしなかった。」29節


 エフーは、神さまの計画の一部を成し遂げたものの、神さまに全面的に従うことができませんでした。この部分的に従う信仰から、私は、神さまの教えを都合良く解釈したり、都合のよい部分だけを選んで従っていると反省しました。


 日々において、私たちは無意識のうちに偶像に心を奪われることがあります。風水や、特定の物を持つことで幸せになると信じることは、神さま以外のものに信頼を置くことに他なりません。一見無害に思えるかもしれませんが、実際には神さまへの信仰を曖昧にし、心を二分させてしまうものです。


 生活の中で、神さま以外のものに心を奪われている部分がないか、頼ってしまっているところがないか、じっくりと自分の心を見つめなおしたいと思います。



愛する天のお父さま

 私の心を探り、あなた以外のものに頼っている部分があればそれを示してください。あなたに完全に従っていける者であるように、私の心と力を新たにしてください。部分的な従順や妥協することなく、あなたの御心に従うことができるように助けてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン



閲覧数:21回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2024年12月31日 ローマ人への手紙15章

『イスパニア伝道』  2025年も、主と共に歩む年でありますように、与えられた喜びで満たされ、溢れでて、未だ主を知らない方々へ祝福として流れ出しますように!  スペインには、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼のという数百キロにわたる徒歩の道があって、巡礼路として毎年およ...

2024年12月30日 ローマ人への手紙14章

『信仰の弱い人を受け入れなさい』  昔、聖書の学び会で自分はこのように思う、その理由は聖書のこの箇所でこのように書いてあるからだと強く自己主張をしていた人を思い出す。聖書の学びが長く知識が豊富な人が、初心者で聖書知識にうとく、未だ信仰の弱い人を見下すような者がいるのことを経...

2024年12月29日 ローマ人への手紙13章

「権威に従い、律法を守り、主イエス・キリストを着る。」  ローマ人への手紙13章では、クリスチャンの行動の原則が、上に立つ権威に従い、律法を守り、主イエス・キリストを着る、と三つにまとめられています。  権威に従うとは、存在している権威はすべて、神によって立てられている。こ...

Comments


bottom of page