エフーは、神さまがエリヤを通じて告げた言葉を成就するために、アハブの家族やその関係ある者をすべて滅ぼしました。彼の行いは御心に従ったものであり、アハブの家に対する裁きが成し遂げられた瞬間でした。
そして、バアル礼拝を滅ぼす行いも、神さまの導きに従ったものでした。エフーはバアルの信者たちを一箇所に集め、彼らを根絶しました。これは、偶像礼拝に対する神さまの裁きを示しています。
エフー自身の心がどれほど純粋であり、完全に主をあがめて行ったのかは疑問が残ります。
「ただしエフーは、イスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤブロアムの罪、すなわち、ベテルとダンにあった金の子牛に仕えることから離れようとはしなかった。」29節
エフーは、神さまの計画の一部を成し遂げたものの、神さまに全面的に従うことができませんでした。この部分的に従う信仰から、私は、神さまの教えを都合良く解釈したり、都合のよい部分だけを選んで従っていると反省しました。
日々において、私たちは無意識のうちに偶像に心を奪われることがあります。風水や、特定の物を持つことで幸せになると信じることは、神さま以外のものに信頼を置くことに他なりません。一見無害に思えるかもしれませんが、実際には神さまへの信仰を曖昧にし、心を二分させてしまうものです。
生活の中で、神さま以外のものに心を奪われている部分がないか、頼ってしまっているところがないか、じっくりと自分の心を見つめなおしたいと思います。
愛する天のお父さま
私の心を探り、あなた以外のものに頼っている部分があればそれを示してください。あなたに完全に従っていける者であるように、私の心と力を新たにしてください。部分的な従順や妥協することなく、あなたの御心に従うことができるように助けてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン
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