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2024年9月20日 使徒の働き5章

hccnichigo

 41節の「使徒たちは、御名のために辱められるに値する者とされたことを喜びながら、最高法院から出て入った。」という節に目が留まりました。そして42節では、「そして毎日、宮や家々でイエスがキリストであると教え、宣べ伝えることをやめなかった。」とあります。


 ペテロと使徒たちから、『神を欺いた。』と尋問されたアナニアは、その時息絶え、その後、それを知らないその妻サッピラが、同様に、神に欺いたため、即座にペテロの足もとに倒れて息絶えます。地書を売り、その代金の一部を自分たちのために取っておきながら、献金した金額が全額だといって偽って献金したためにアナニア夫婦は息絶えてしまいます。(1-10節)彼らが急に息絶えたことを聞いた人たちが、大きな恐れを抱き始めました。(11節)神は生きておられると認識せざるを得ない聖い畏怖の念が皆を覆ったのではないでしょうか?


 使徒たちの手により、多くのしるしと不思議が人々の間で行われ、主を信じる者たちがますます増えます。(12-14節)また、病人や汚れた霊に苦しめられている人々をが連れてこられ、皆が癒されます。そこで、大祭司とその仲間たち、サドカイ派の者たちが、妬みに燃えて立ち上がり、使徒たちを公の留置場に入れるのですが、主の使いが牢の戸を開け連れ出してしまいます。牢獄にいるはずの使徒たちがいなくなって、宮の守衛長や祭司長たちは、困惑してしまいます。(17ー24節)


 最高法院で、大祭司は使徒たちに『あの名(キリストのこと)によって教えてはならないと厳しく命じたではないか』と尋問すると、ペテロと使徒たちはこう答えます。『人に従うより、神に従うべきです。私たちの父祖の神は、あなたがたが木にかけて殺したイエスを、よみがえらせました。神は、イスラエルを悔い改めさせ、罪の赦しを与えるために、このイエスを導き手、また救い主として、ご自分の右にあげられました。 私たちはこれらのことの証人。神がご自分に従う者たちにお与えになった聖霊も証人です。』(29-32節) 


 それを聞くと、又もや、大祭司や議員は怒り狂い、使徒たちを殺そうと考えますが、民全体に尊敬されている律法の教師ガマリエルというパリサイ人が現れ、大祭司たちにこう言ってなだめます。『この者たちから手を引き、放っておきなさい。 もしその計画や行動が人間から出たものなら、自滅するでしょう。しかし、もしそれが神から出たものなら、彼らを滅ぼすことはできないでしょう。もしかすると、あなたがたは神に敵対するものになってしまいます。』議員たちは彼の意見に従い、ペテロと使徒たちをむちで打ち、イエスの名によって語ってはならないと再度命じたうえで、釈放してしまいます。(35-39節抜粋)


主の祈り: 教会はキリストのからだであり、神のいのちである聖霊の宮、教会は神を恐れて生きる時のみ、大きく前進していくことができることを悟りました。 ああ、どうか、主よ、聖霊様を通して私たちを導いてください。 今も生きておられる全能の神、あなたの愛を感謝します。 アーメン


 
 
 

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