バビロン捕囚から解放されたイスラエルの民は、エルサレムに戻るとまず祭壇を築き、律法に従って主にいけにえを捧げました。この礼拝の働きを導いたのはヨシュアとゼルバベルでした。周りの国々の民を恐れる状況の中でも、彼らは礼拝を最優先にしました。礼拝が基盤であることを教えてくれます。
私は、日本に来てから1年も経ちますが教会を探すことなく、ホノルル教会のオンライン礼拝ですませてしまっていることに少し反省してしまいました。
心を神さまにもっと向ける大切さと神さまとの交わりを深める時間を最優先した
礼拝を中心に置く大切さを思い起こさせられます。
そして、イスラエルの民は礼拝の後、神殿再建のために必要な材料を調達し、主の神殿の礎を据える工事を始めました。この働きもヨシュアとゼルバベルが中心となって進められました。礎が完成したとき、若い人々は喜びにあふれて主を賛美しました。
「そして彼らは主を賛美し、感謝しながら「主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまでもイスラエルに」と歌い交わした。こうして、主の宮の礎が据えられたので、民はみな主を賛美して大声で叫んだ。」11節
しかし、この神殿の礎が据えられ完成したとき、11節では大きな喜びの声をあげる者もいましたが、13節で以前の宮を知る年配の人々は、かつての神殿を思い出し涙を流したとあります。
若い世代にとっては、新しい神殿は、神さまからの恵みと約束の希望があり未来への期待する喜びであふれますが、以前の壮大な神殿を知る者にとっては、過去の栄光を懐かしむ気持ちで新しい神殿の異なることへの変化の恐れのあらわれだと思います。
私たちも、変化の中で生まれる喜び、そして不安や恐れをも受け入れつつ、神さまが導く新しい希望に目を向け、信頼して歩むことが大切なんだと思います。過去を振り返りつつも、神さまが用意された未来を信じて進んでいきたいものですね。
2025年の新たなスタートを切りました。私は、チェンジ&チャレンジで歩みたいと思います。
「ですから、だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。」(Ⅱコリント5:17)
愛する天のお父さま
あなたを礼拝する心を、いつも私たちに与えてください。過去の失敗や悲しみをあなたに委ね、新しい希望を持って歩む力を与えてください。私たちの人生の土台をあなたの御言葉と愛でしっかりと築き、あなたの栄光を現す者となることができますように。
イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン
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