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2025年3月30日 ヨブ記26章

  • hccnichigo
  • 3月30日
  • 読了時間: 2分

 ヨブ記26章はビルダデに対する反論が繰り広げられている。また、26章はヨブの最後の力を込めた言葉が記されているとも言われています。


 14節の御言葉に目が留まりました。


「見よ、これらは神のみわざの外側にすぎない。私たちは神についてささやきしか聞いていない。御力を示す雷を、だれが理解できよう。」


 7節から13節のヨブの御言葉は実に博学者の語りのようである。実に内容がこくて大変むつかしく思われます。つまり、14節は人間の悟りの問題は、神の道の外側しか分からないということだと言われています。 


 ヨブの三人の友人たちの発する言葉は人間の悟りであって、ヨブが求めているのは神の道の内側からの応答である。


 私たちも自分の悟りで相手を励ましても、励まされる側としては単なる空回りにしか聞こえるのではないでしょうか。他者を励ます時には自分の悟りではなく主に拠り頼んでいくことだと思います。


「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りに頼るな。」箴言3:5


「あなたの行く道すべてにおいて、主を知れ。主があなたの進む道をまっすぐにされ  る。」箴言3:6


「自分を知恵のある者と考えるな。主を恐れ、悪から遠ざかれ。」箴言3:7


 ヨブがビルダデに言いたかったのは、神の知恵というのはもっと深く、人間には聞き分けることはできないほどのものだと言っているのです。 



 愛する天の父なる神さま。あなたの御名を心からほめたたえます。

他者を励ます時には、常にあなたに拠り頼んでいくことができますように、義なる道へと導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。


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