2025年3月9日 ヨブ記5章
- hccnichigo
- 3月9日
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ヨブ記5章もテマン人エリファズの話しが続きます。叱咤激励のように思えたり、自分を誇っているような、まるでヨブを上から目線のような話し方がみうけられます。
人が痛み、苦しんでいる時に私たちがどういうふうにしてその人たちに接していくことができるかが語られてきます。
エリファズの語る御言葉には確かに納得させられるところもあります。
「神は、測り知れない大いなることをなし、数えきれない寄しいみわざを行われる。」9節
「神は貧しい者を剣から、剣の刃から、強い者の手から救われる。」15節
「ああ、幸いなことよ、神が叱責するその人は、だから、全能者の訓戒を拒んではならない。神は傷つけるが、その傷を包み、打ち砕くが、御手で癒してくださるからだ」17節~18節
自分がヨブの立場になった時に尊敬する先輩からこのような御言葉を言われた時に、果たして、受け入れられるかどうかと問われた時に、それは不可能だと思います。かえって自分の心がもっと傷つけられ、心が閉ざされてしまうと思います。励ましのことばが時には人を傷つける剣になってしまうこともあると詩編55:21では語っています。
「その口は よどみなく語るが 心には戦いがある。
そのことばは 油よりも滑らかだが それは抜き身の剣である。」詩編55:21
人生で誰にでも必ず起こりうる、苦しみ、悲しみに出会った人に、私たちがどうすればそのようなことに共感していくことができるかが問われるところだと思います。ただことば数が多ければいいということではないと思います。感謝なことに私たちには祈りがあります。その人のたみに共に祈り心からその人の苦しみ、悲しみを聞いて寄り添っていくことではないでしょうか。
「あなたがたのうちの二人が、どんなことでも地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父はそれをかなえてくださいます。」マタイの福音書18:19
「二人が三人がわたしの名において集まっているところには、わたしもその中にいるのです。」マタイの福音書18:20
主の皆を心よりほめたたえます。天の父なる神様。今日の御言葉を感謝します。人を励ます時に自分がその状況に置かれた時のことを思ってその人のために祈っていくことができますように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン
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