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2025年4月13日 ヨブ記40章

  • hccnichigo
  • 6 日前
  • 読了時間: 2分

 主はヨブに答えられた。

「非難する者が全能者と争おうとするのか。神を責める者は、それに答えよ。」


 ヨブ記40章は、38章から続いてヨブへの神の応答が述べられています。

主はいきなり最初からヨブに、問い詰められます。


「非難する者が全能者と争おうとするのか。」


 ヨブは、最初の頃はすべてを失った後にも神を呪うことをしないで、主への全き信頼を失いませんでした。しかし、三人の友人たちにヨブの苦しみは神からの罰であると言われた時、ヨブは自分が無罪であることを主張したのである。そして、友人らが自分をしつこく責めてきたので、自分の今の苦しみに不平を言い、さらには、神が不公平であると叫んだのである。つまり、友人たちのことばに聞き入ってしまったのです。そのことにたいして、神は「非難する者が全能者と争おうとするのか。」と言われているのです。


 友への励ましの言葉がいつしかそれぞれの感情がはいりこんしまって、ついには相手を非難する言葉に変わってしまうのですね。これまで三人の語ったことは確かに一理ありましたけど、彼らはヨブに対して確かなことを語らなかったのです。人が窮地におちいったときに、主にあって、私たちが確かなことを語ることって大変重要であることが示される思いです。


 そして、さらに主はヨブに問い詰められます。

「神を責める者は、それに答えよ。」


 それにたいしてヨブは、自分が、取るに足りない者であり、何にも口答えができないと述べています。これはヨブの心が全く砕かれているということです。つまり、ヨブは悔い改めへの心をもつことができたのです。


「神へのいけにえは 砕かれた霊。 

 打たれ 砕かれた心。

 神よ あなたはそれを蔑まれません。」 詩編51:17


 

愛する天の父なる神さま。

 私たちが苦難の中にある時に自分の不平、不満で心が折れてしまい、あなたに心を向けることができなくなります。どうぞそのような時には義なる道へと歩ませてください。決してあなたから離れることがないように導いてください。感謝して主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


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