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2025年4月19日 ガラテヤ人の手紙4章

  • hccnichigo
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

「あなたがたはもはや奴隷ではなく、子です。子であれば、神による相続人です。」(7)


 イエス様は律法に縛られている私たちを買い戻し自由にするためにいらして下さった。神様の愛の元、本来の自分を生きるようにと自由を与えて下さっているのだ。にも関わらず、ガラテヤの人々はまたもや律法主義に戻ろうとしていた。


 パウロはガラテヤの人々に、キリストによって自由を得たのだから、逆戻りしないでほしいと必死に訴えている。あなた方に会って口調を変えて話せたらいいのにというほど、心かき乱されて訴えているのだ。それほどまでに彼らを愛し思っているのだ。


 それは神様の心と同じだと思う。せっかく自由になったのに、どうしてまた元の状態に戻ろうとしているのかと、ひどく悲しんでおられたに違いない。それは、私たちの解放のための主の十字架を無意味なものとしてしまう行為だからだ。


 ガラテヤの人々の間には律法主義の教師がいたり、それまでの習慣もあるだろうし、生活環境が律法主義的だったのだから、その影響を受けることはたやすい。それなりの強い意志をもって立っていないとすぐ戻されそうになるのも理解できる。現代でも、うっかりすると律法主義に引っ張られる。


「この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、心を新たにすることで、自分を変えていただきなさい。そうすれば、神の御心は何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けるようになります。」(ローマ人への手紙12:2)


 パウロは自分のようになってほしいとこの手紙で書いている。熱心な律法主義者だったパウロが一夜にして、心の一新によって変えられたのは神様の賜物だと思うが、私も受けた恵みを見失わないように願い、祈っていきたいと思った。


天のお父様、主の十字架を感謝いたします。わたしたちを愛し、わたしたちとの関係回復を望んで下さり、ありがとうございます。律法主義的な考え方に惑わされず、神様が与えて下さっている愛と恵みを日々しっかりと受け取ることができますように。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン


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